柵原ふれあい鉱山公園 柵原鉱山資料館(岡山県美咲町)に行ってきました。

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東洋一の硫化鉄鉱山として栄えた柵原鉱山について学べる「柵原ふれあい鉱山公園」行ってきました。

アクセス

「柵原ふれあい鉱山公園」へは、吉井川沿いの県道26号を車で走って 向かいました。

最寄り駅・近隣交通機関

 

  • JR「津山駅」から県道26号 経由約19.5 km。
  • JR「岡山駅」から県道27号 と 美作岡山道路「県道79号 」経由で約44.6 km。
  • 「中国自動車道津山IC」から県道379号 経由で18.4 km。
  •  JR津山駅よりバス、「吉ヶ原」下車すぐ。

駐車場

アスファルト舗装された駐車場は広く、(普通車)80台(バス)5台駐車できます。

駐車料金は無料です。

地図

 

柵原ふれあい鉱山公園

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「柵原(やなはら)ふれあい鉱山公園」は、1991年(平成3年)に廃止になった鉱石輸送用に作られた片上鉄道の「旧吉ヶ原駅」と操車場を再利用した公園です。

敷地内には「柵原鉱山」の資料が展示され鉱山町の町並みが再現された資料館や、片上鉄道の保存車の展示などがあります。

吉ケ原駅

復元・修復された、とんがり屋根のレトロな外観をした「吉ケ原駅」舎が公園入口になっています。

昭和6年(1931)2月に「井ノ口」-「柵原」間の開業時に建設された駅舎は、平成18年(2006)登録有形文化財に指定されています。

(昨今、流行りの駅長猫はこの「吉ケ原駅」が発祥だそうです。)

待合室の中も、当時の様子そのままのようでした。

「黄福柵原駅」の開業記念切符が売られていました。

ホーム

展示列車

訪問日には、一部の列車内部が公開されていたようなので見学させていただきました。

内部の様子も、この電車が現役だった当時の姿そのままです。

昔は、列車の中にも灰皿がありました。

本当に幼少期の記憶ですが、ぼんやりと覚えています。

なにもかもに、ノスタルジックな趣がありました。

公園

公園には、「柵原鉱山」の歴史と文化に所縁のあるものが展示されています。

踏切

軌道の先には「片上鉄道」の駅舎を再現した「黄福柵原駅」が造られています。

柵原堅抗櫓

鉱石採掘の材料の上げ下ろしと、人員昇降を担ってきた堅抗櫓のレプリカです。

高瀬舟

むかし、鉱石などを積んで吉井川を下った「高瀬舟」が、実物大で復元展示されています。

柵原のある美作は山国でしたが吉井川の高瀬舟によって、瀬戸内地方と交流し経済活動が盛んでした。

高瀬舟は年貢米などの物品を運んで吉井川を下り、帰りには様々な生活用品を積んで綱をかけて人が引いてのぼったそうです。

和ハーブcafeまる吉

駅舎の隣では、和ハーブ料理やコーヒーなどがいただける、お洒落な軽食店『和ハーブcafeまる吉』が営業しています。

毎週、金・土・日曜日に営業しているようです。

訪れる場合は、お店に確認してからの方がいいかもしれません。

営業時間

ランチタイム 土日・11:00AM~17:00PM

ダイニングタイム 金土日・18:00PM~23:00PM

TEL (080) 3025 – 9899

黄福柵原駅(こうふくやなはらえき)

「吉ケ原駅」舎から続く軌道の先には、ベンガラ色をした三角屋根の「黄福柵原駅」が造られています。

かつての片上鉄道の駅舎を再現した、昭和初期の雰囲気を漂わせる駅舎兼休憩所です。こちらの駅舎には、かなりカラフルな列車が止まっていました。

なんと毎月第1日曜日に公園内の展示車両が「吉ケ原駅」から「黄福柵原駅」まで展示運転されているそうです。

鉄道ファン垂涎のイベントではないでしょうか。

イベント

毎月第一日曜日には、イベントが行われています。

展示車輌の運行一日会費(高校生以上 一人300円)

10時00分~15時00分まで

吉ケ原駅発〔片上鉄道〕(鉱山公園内530m運行)

柵原鉱山資料館

鉱山資料館は、東洋一の硫化鉄鉱山として栄え平成3年(1991)に閉山となった「柵原鉱山」の歴史や文化が学べる施設になっています。

入館料は大人510円、小人300円。

資料館の前には「願い石」が設置されていました。

一階

一階入り口には、受付とお土産物屋があります。

お土産物屋では、珍しいパワーストーンなども売っていました。

一階の奥は資料室と、鉱山町を再現した「鉱山にぎわいコーナー」になっています。

鉱山にぎわいコーナー

当時の鉱山町の様子を実物大のセットで再現しています。

自転車店や居酒屋など、それぞれの建物に近ずくと生活音がいずこかから流れてくる演出もされていました。

個人的には、かなりお勧めのコーナーです。

資料室

「柵原鉱山」の歴史や文化にまつわる様々な資料が展示されています。

地下一階

エレベーターを使っておりる地下には、資料室と採掘最前線コーナーがあります。

採掘最前線コーナー

坑道の採堀作業場が再現されています。

なかなかの臨場感でした。

坑道資料室

二階

鉱山資料館の二階には、なぜかキャッツアイ展示場とトレーニングルームがありました。

まとめ

鉱山の歴史に興味がある人だけでなく、鉄道ファンやレトロな写真を撮りたいカメラマンなど多くの人が楽しめる、展示物の充実した公園になっています。

個人的には展示列車や「鉱山にぎわいコーナー」の写真を撮っているだけでも、かなり楽しめました。

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基本情報

所在地

岡山県久米郡美咲町吉ケ原394−2

料金

基本無料

「鉱山資料館 」

大人510円(高校生以上) 小人300円(小学生以上) 小学生未満(無料)

関連サイト

柵原ふれあい鉱山公園詳細 – 美咲町ホームページ

写真撮影日

2019年1月

「鉱山資料館 」利用案内

入館料

大人510円(高校生以上) 小人300円(小学生以上) 小学生未満(無料)

団体(15名以上)大人410円 小人240円

障害者割引

大人510円→250円、子供300円→150円
※介護者(1名)も同様

休館日

毎週月曜日(祝祭日の場合は翌日)12月28日~1月4日

開館時間

9時00分~17時00分

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