城山ダムが形成する津久井湖周辺で、桜を見てきました。
アクセス
JR横浜線・京王線「橋本駅」北口でバス1番乗り場から「三ケ木(みかげ)」行のバスに乗車し、「城山高校前」で下車。
徒歩数分で城山ダム周辺に到着します。
下車するバス停は、「津久井湖城山公園」(水の苑地)または「津久井湖観光センター前」(花の苑地)でも構いません。
最寄り駅・近隣交通から
JR横浜線・京王線「橋本駅」から国道413号を経由して約7.0 km
駐車場
津久井湖観光センターや水の苑地、花の苑地に駐車場があります。
駐車料金は無料。
花の苑地・津久井湖観光センターにはトイレが敷設されています。
地図
(津久井湖記念館)
城山ダム
1960年に着工し1965年に竣工した「城山ダム」は、広い流域面積を持つ津久井湖を形成する高さ75mある※重力式コンクリートダムです。
ダムは神奈川県内の水需要への対応と、水力発電に利用されています。
ダム天端を国道413号が通過していて、全国的にも珍しい幹線道路が通るダムになっています。
※重力式コンクリートダムはコンクリートを主要材料として使用し、コンクリートの質量によるダムの自重で水圧に耐えます。花崗岩や安山岩など、基礎岩盤が堅固な地点にのみ建設されます。
城山ダムによってできたダム湖である津久井湖周辺は桜の名所として知られ、春には多くの観光客が花見に訪れます。
主に花を見られるのは、ダムの両岸に公園として整備された水の園地と花の園地。
そして戦国時代の山城「津久井城跡」のある城山の斜面です。
花の園地・城山の桜
津久井の地元野菜や土産物を販売している津久井湖観光センター周辺、そして城山の斜面には多くの桜が植えられています。
特に城山の桜は、山の斜面を薄桃色に染め上げるほどボリュームがあり、見ごたえがありました。
水の園地
水の園地には中央に滝と噴水が造られ、そこを中心に広場、湖畔テラス、花壇などが広がっています。
園内の各所にはバランスよく桜が植えられ、花見を兼ねた散策にはぴったりの公園です。
湖畔園路
津久井湖周辺を眺めながら歩ける眺望の良い遊歩道です。
城山の寝小屋地区にめぐらされたスロープ状園路で、展望デッキも造られています。
城山ダム展望台
水の園地から国道413号を渡った場所には、城山ダムを眺められる展望台があります。
運が良ければ、放水しているところを見られるかもしれません。
(下の写真は秋撮ったものです。)
まとめ
津久井湖の周辺は、見る場所によって趣の異なる桜の景色を見ることが出来る場所です。
津久井城跡のある城山では密度濃く咲き誇る桜が見せる、ボリュームのあるダイナミックな景観。
水の園地では、桜と公園の風景が調和した華やかな景色が見られます。
無料駐車場やトイレなど周辺施設がしっかり整備されているので、気軽に訪れられます。
付近にダムや自然探勝のできる湖畔園路などもあるため、ダム見学や散策を行うことが出来るのも特徴です。
基本情報
所在地
〒252-0116 神奈川県相模原市緑区城山2丁目9−2(津久井観光センター)
料金
無料
関連サイト
写真撮影日
2017年4月