広島県三次市吉舎町辻でヒガンバナの群生を見てきました。
アクセス
辻彼岸花の群生地には、JR「三次駅」方面から車で向かいました。
国道184号と県道28号を経由して「辻彼岸花の群生地」に到着。
県道28号沿いに、のぼりが揚げられ説明版があったのでどこが「辻の彼岸花の群生地」か認識できました。
駐車場
専用駐車場はありませんでした。
県道28号沿いの広めの路側帯に車を停めさせていただきました。
最寄り駅・近隣交通機関
- JR「三次駅」から国道184号と県道28号を経由して約23.6 km
- JR「吉舎駅」から国道184号と県道28号を経由して約7.0 km
地図
吉舎・辻の彼岸花の群生地
広島県三次市吉舎町辻に流れる 馬洗川沿いでは、約15アールの彼岸花の大群生を見ることができます。
講談社発行「週刊 花百科」で「ヒガンバナの名所、全国ベスト10」に選ばれた、西日本有数のヒガンバナの名所です。
地元の住民グループが20年以上前から草刈りなど群生地の整備を続け、その甲斐があって彼岸花の名所として認識されるようになりました。
彼岸花の見頃は例年9月中旬から下旬にかけてです。
彼岸花群生地の景観
国道184号から県道28号に入り車を走らせると馬洗川沿いに「辻彼岸花」と書かれた赤いのぼりが見えました。
付近に駐車場は、ないようだったので県道28号沿いの車の退避場所のような場所に駐車をしました。
先客が何人かいて、すでに車が何台か停まっていました。
車から降りてのぼりの立っている橋を渡り、彼岸花の群生地へ向かいます。
群生地へ続く畦道の道沿いに、彼岸花がちらほら咲いているのが見えました。
駐車場所から五分程で彼岸花の群生地に到着。
群生は土道を隔て北と南二つの区画で見られます。
北区画では川沿いの雑木林の下地を真っ赤な彼岸花が埋め尽くしていました。
林にはクヌギや栗の木の他、立ち枯れの木が目立ちます。
しぼみきった花は少なかったですが、日陰の部分では少し色あせた花もありました。
ちなみに四日ほど前が、花の最盛期だったようです。
とはいえ、全体的には十分見頃で大半の場所では、鮮やかな群生が見られました。
南区画には、立ち枯れの木立の下に彼岸花の群生が広がっています。
色褪せた立ち枯れの木々と、鮮やかな赤い彼岸花はコントラストの効いた特徴的な景観を造りだしていました。
群生地の南側には休憩所が設置されていました。
開花状況に気をつけましょう
近年の「辻彼岸花の群生地」では、シカの食害で彼岸花の開花が少ない年があります。
2018年は半分弱ほどしか開花せず、2019年はほぼ花を付けなかったそうです。
三次市吉舎支所に、開花状況などを確認して訪れるのが無難だと思います。
お問い合わせ先 0824-43-3112(三次市吉舎支所地域づくり係)
毒がある彼岸花まで鹿に食べられるとは驚きですが、防鹿ネットや金網で群生地を囲うなどの対策が功を奏し2020年は幾分シカの食害が収まっていたそうです。
まとめ
広島県三次市吉舎町辻に流れる 馬洗川沿いには、約15アールの彼岸花の群生地があります。
雑木林や立ち枯れの木立の下にまとまって生えていて、特徴的なロケーションでの群生が見られます。
近年シカの食害により、彼岸花の開花が少ない年があるので開花状況を確認して訪れた方がいいと思います。
基本情報
所在地
〒729-4224 広島県三次市吉舎町辻
料金
無料
関連サイト
写真撮影日
2015年9月