皇居の北西側にある、千鳥ヶ淵で桜を見てきました。
千鳥ヶ淵(ちどりがふち)
千鳥ヶ淵は江戸城拡張の際、局沢川(つぼねさわがわ)と呼ばれていた川を半蔵門と田安門の土橋で塞き止めて造られたお堀です。
堀が「千鳥」の形をしているため「千鳥ケ淵」と名付けられたと言われています。
かつては半蔵濠とつながっていましたが、1900年(明治33年)に道路建設のため埋め立てられ別々のお堀となりました。
「千鳥ヶ淵緑道」内には区営ボート場が設けられていて、お堀でボートに乗ることが出来ます。
千鳥ケ淵や半蔵濠の堤塘(ていとう)にはソメイヨシノやヤマザクラ等が植栽され、都内屈指の桜の名所になっています。
アクセス
九段下駅から内堀通りを歩いて千鳥ヶ淵緑道に向かいました。
途中、少し迷い交番で道を聞きつつボート乗り場付近に到着。
駐車場
「千鳥ヶ淵緑道」付近には、複数の有料駐車場があります。
1時間400円~800円ほどまで値段は様々です。
1日の最大駐車料金は、2000~3000円の場所が多かったです。
最寄り駅・近隣交通機関から
- 九段下駅から靖国通り/内堀通りを経由して約650 m・「九段下駅」2番出口から「区営千鳥ヶ淵ボート場」まで徒歩で約10分。
- 半蔵門駅から内堀通り/都道401号を経由して約800 m・「半蔵門駅」5番出口から「区営千鳥ヶ淵ボート場」まで徒歩で約10分。
地図
千鳥ヶ淵ボート場
早朝の千鳥ヶ淵
千鳥ヶ淵(ちどりがふち)は、皇居の北西側にあるお堀で都内でも有数の桜の名所です。
満開の時期は花見客がすごい数になるので、混雑する前に花を見るため早出をして千鳥ヶ淵におとずれました。
夜の明ける前に到着して、ボートを停泊させている辺りから堀を回りながら桜を眺めました。
都心とはいえ、さすがに辺りは夜の静寂に包まれていました。
桜の向こうには明りがまばらになったビル群の夜景が見えます。
満開の桜はお堀の両側から枝をせりだし、場所によっては水面近くまで伸びています。
この千鳥ケ淵は「千鳥」の形をしているため名付けられたと言われていて、かつては半蔵濠とつながっていたそうです。
(冬、お堀にチドリ目の「都鳥/ミヤコドリ」などが多く集まることが千鳥ケ淵の名称の由来だという説もあります。)
しばらくすると、辺りが白んできました。
明るくなって改めて見ると、すごい桜のボリュームです。
数もさることながら、樹の1本1本が大きく迫力がありました。
それらの樹々がお堀に向かって重なるように枝をのばし満開の花をつけている姿は壮観です。
日が登るにつれ花見客が増え、お堀にボートも出て賑やかになってきました。
ボートと比較すると、桜の大きさがよりよくわかります。
これほど大きな桜が咲きそろう場所は、都内でも少ないだろうと思います。
お堀だけでなく、門やその周辺に咲き誇っている桜も見ごたえがありました。
千鳥ヶ淵での桜の見頃は例年、3月下旬~4月上旬。
気候条件よって毎年満開の時期は変わるので、参考にならないかもしれませんが写真撮影日は4月3日。
ちょうど満開でした。
訪問日は千鳥ヶ淵ちかくでインドフェスティバルが行われていました。
出店が出ていたのでカレーを食べて帰途に着きました。
あまりおいしそうに撮れませんでしたが、味はよかったです。
まとめ
千鳥ヶ淵は都内屈指のお花見の名所で、桜の花の最盛期には多くの花見客で賑わいます。
千鳥ヶ淵の堤塘には大きな桜の木が多く、満開時にはかなり見ごたえのある景観になります。
自分は休日の夜明け前に訪れ、正午ごろまで花を見ました。
その時は、夜明け前はほとんど人がおらず、朝9時ごろから花見客が増え始め11時頃にはごった返すほどの観光客がいました。
千鳥ヶ淵での桜の見頃は例年、3月下旬~4月上旬です。
基本情報
所在地
〒102-0074 東京都千代田区九段南2丁目1
料金
無料
関連サイト
写真撮影日
2010年4月
ライトアップ
桜の開花時期には例年、夜に桜のライトアップが行われています。
ライトアップが行われるのは例年、3月下旬~4月上旬。
時刻は例年、日没〜午後10時までです。
2021年は新型コロナウイルス感染症対策で「千代田のさくらまつり」が開催中止になり、千鳥ヶ淵緑道の夜桜ライトアップも中止になりました。
区営千鳥ヶ淵ボート場
営業時間
平日:午前11時~午後5時
土曜日・日曜日・祝日:午前11時~午後5時30分
※受付時間は営業終了の30分前まで。
定休日
毎週月曜日休業(ただし祝祭日の場合は翌日以降の平日を休業)
電話番号 03-3234-1948
料金
通常30分500円(※桜の時期は30分800円)