鳥取県にある若桜鉄道が運営する若桜線の丹比駅に行ってきました。
駅舎
丹比駅(たんぴえき)は、鳥取県八頭郡八頭町の「郡家駅」から、鳥取県八頭郡若桜町の「若桜駅」まで9駅19.2kmを結んでいる若桜線(わかさせん)の駅です。
1930年(昭和5年)12月1日 に 国鉄若桜線の「隼駅」 ~「若桜駅」間の延伸により開業。
1987年(昭和62年)4月1日に国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となり同年10月14日には若桜線の第三セクター化により、若桜鉄道の駅となりました。
現在も残る駅本屋とプラットホームは1930年(昭和5年)の建築で、2008年(平成20年)に国の登録有形文化財に選定されています。
本屋は赤い鉄板葺の木造平屋建。
訪問日は夕刻に到着したのでしまっていましたが、駅舎には簡易委託駅として乗車券の発券を受託している美容室があります。
駅舎の横には水洗トイレもありました。
待合室
駅の待合室はまるで時が止まったかのようなレトロな風情。
壁のシミや板の傷にまで歴史がしみこんでいるようです。
ホーム
石積のプラットホームは単式一面一線。
ホームに懸けられている屋根の材料には、廃レールが用いられているそうです。
まとめ
昭和初期に建てられた古風な駅舎の姿を留める駅です。
すぐ目の前に国道482号があるので、車でも訪れやすくなっています。
ちなみに「丹比駅」は、日本で唯一、読みが「ぴ」で終わる駅だそうです。
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基本情報
所在地
鳥取県八頭郡八頭町南字小判323-2
交通アクセス
「若桜駅」から国道29号/国道482号 経由で約6.3 km
「郡家駅」から国道29号 経由で約12.2 km
料金
「若桜駅」から「丹比駅」まで運賃、大人270円子供140円
「郡家駅」から「丹比駅」まで運賃、大人360円子供180円
関連サイト
写真撮影日
2018年5月