京都府京都市右京区京北町にある滝又の滝に行ってきました。
アクセス
「滝又の滝」には、亀岡市街地の方面から車で向かいました。
県道363号と国道162号を経由し、集落を通過。
(集落の道は狭いので、通行には注意してください。)
集落を抜けると、「滝又の滝」に向かう林道があります。
林道の前には、草地の広場がありました。
(林道には狭い箇所があったので、大きな車に乗っている方は、この草地の広場に駐車した方がいいかもしれません。)
林道を数百m進むと、滝見道入り口と土敷きの広場があります。
駐車場
滝見道の近くに、普通車数台停められる大きさの土敷きの広場があります。
最寄り駅・近隣交通機関から
- 叡山電鉄鞍馬線「市原駅」から雲ケ畑街道/府道61号と国道162号を経由して約22.5 km
- JR「吉富駅」から府道363号を経由して約22.5 km
地図
滝又の滝
「滝又の滝(たきまたのたき)」は、京都府京都市右京区京北町細野にある滝です。
「滝又の滝」は層状チャートを削って出来た滝で、細野川支流、轟谷の標高450mの位置を流れています。
三段になって流れる段瀑で、落差は約25メートル。
織田信長の甥である十界因果居士がここで滝行を行い、「滝又の滝」と命名したといわれています。
「京都の自然200選」と「京北十景」に選定されています。
滝又の滝の景観
滝見道入り口には、赤い橋が架かっています。
渓流脇にのびる土道が、滝見道として整備されています。
渓流にかかる、いくつかの橋を超えて歩くと石門が見えてきます。
石門からの道には石畳が敷かれ、所どころに立派な石仏がお祀りされていました。
これらの景観は全く想定していなかったので、少しワクワクしました。
途中、石畳から渓流に向かう分岐道があります。
分岐道の坂道を下り、再び土道を歩きます。
分岐道から渓流沿いの滝見道を歩き、簡素な木橋をいくつか渡ると「滝又の滝」が見えてきました。
滝見道入り口から「滝又の滝」までは歩いて20分程でした。
「滝又の滝」は、層状チャートを削って出来た段瀑で落差は約25メートルあります。
滝口から二段目の滝を造る岩壁で向かって左に少し方向を変え、三段目の滝から岩脈に沿って流れています。
滝壺の透明度は高く、沈んだ木の幹が見えました。
滝壺の水は、そのまま渓流に流れています。
森林に囲まれた滝の周囲は静かで、神秘的な雰囲気を漂わせていました。
まとめ
「滝又の滝」は、森閑とした渓谷に流れる神秘的な雰囲気の滝です。
滝見道には起伏があり、ぬかるみ易い場所もあったので、防水機能のあるトレッキングシューズで訪れた方がよいと思います。
集落から林道を通って滝見道に行きますが、林道には狭い箇所があるので車で向かう場合は気をつけて運転してください。
(大きな車に乗っている方は、林道手前にある草地の広場に駐車した方がいいかもしれません。)
基本情報
所在地
〒601-0262 京都府京都市右京区京北細野町北谷
料金
無料
関連サイト
写真撮影日
2021年10月