京都府京丹後市久美浜町にある小天橋海水浴場に行ってきました。
アクセス
「小天橋海水浴場」には「小天橋駅」方面から車で向かいました。
府道49号を経由して「小天橋海水浴場」駐車場に到着。
駐車場
海水浴場のすぐ手前に、かなり広い駐車場がありました。
訪れた時はシーズンオフだったので、駐車料金は徴収していませんでした。
海水浴シーズンは、駐車料金が必要なようです。
シーズン中の駐車料金(2024年6月時点) | |
普通車 | (1日) 1,500円 |
バイク | (1日) 1,000円 |
最寄り駅・近隣交通機関から
WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)宮津線「小天橋駅」から府道49号を経由して約3.6 km
地図
小天橋海水浴場
久美浜町にある「小天橋海水浴場」は、「小天橋」と呼ばれる砂州(さす)が続く海水浴場です。
「小天橋」の名称は、久美浜湾と日本海を遮る砂州が日本三景の天橋立を思わせることが由来です。
小天橋砂州は、葛野や湊宮地域に点在していた古砂丘を新規の砂州や砂丘がおおってつながった砂州になったものと考えられています。
この「小天橋」によってへだてられた、周囲28キロの潟湖が「久美浜湾」です。
久美浜・小天橋には「箱石浜海水浴場」、「葛野浜海水浴場」、「小天橋海水浴場」、「蒲井浜海水浴場」が連なり白砂の砂浜が約6キロにわたり続いています。
「小天橋海水浴場」は、環境省により日本の水浴場88選に選ばれています。
小天橋海水浴場の景観
駐車場から、ほんの少し歩くと海水浴場にでます。
浜から長大な砂浜が続いているのが見えます。
訪れたのは2月。
小雨の降る曇り空に波の高い海原。
冬の日本海らしい、季節感のある景観が見られました。
「小天橋海水浴場」から東に数キロに渡って続く砂浜は、山陰最長のロングビーチだそうです。
実際かなり見応えがあります。
シーズンオフなので、海水浴客はいませんが、ポツリ、ポツリと浜を見る観光客が訪れていました。
海岸の上部には遊歩道があります。
かなり砂が入っていましたが、砂浜よりだいぶ歩きやすかったです。
遊歩道にそって続く電柱からは、昭和を想起させる懐かしさと非日常感が混在した不思議な雰囲気を感じました。
展望台
駐車場のすぐ近くには1階が休憩所になった展望台がありました。
2階の展望所からは、長大な砂浜が一望できます。
鰐岩
「小天橋海水浴場」の西側には、「鰐岩」という名の岩場があります。
駐車場から歩いて5分くらいの距離にあります。
「鰐岩」は地元では、愛情を込めて「ワン岩」と呼ばれているそうです。
潮が引いている時刻には歩いて渡れるとのこと。
訪れた日は、波が高くて渡れそうにありませんでした。
まとめ
久美浜町にある「小天橋海水浴場」は、日本海と久美浜湾をへだてる小天橋と呼ばれる砂州を構成する長大な砂浜の一部です。
砂浜には、遊歩道や展望所を兼ねた休憩所があり、軽い散策を楽しむことが出来ます。
訪れた日は小雨がぱらつく曇り空でしたが、白波の立つ日本海と彼方まで続く砂浜のコントラストは印象的な景観でした。
基本情報
所在地
〒629-3423 京都府京丹後市久美浜町大向431−3
料金
無料
問い合わせ
小天橋観光協会
0772-83-0149
これまでに訪れた京都府の散策地
宗雲寺(京丹後市久美浜町)に参拝して庭園を観賞してきた感想と現地レポート
関連サイト
写真撮影日
2024年3月