新宿御苑に行ってきました。
おもな目的は、御苑内にある庭園鑑賞です。
新宿御苑へのアクセス
新宿御苑には新宿駅から徒歩で向かいました。
新宿駅南口から五分程歩いて新宿門に到着。
訪問日は、「環境の日」で通常なら２００円の入園料が無料となっていました。
（２０２０時点での入園料は５００円。）
駐車場
普通車 (200台)
- 所在地
- 〒160-0014 東京都新宿区内藤町11
- TEL 03-3341-1461
- 営業時間 6:30AM～9:00PM(出庫は24時間可能)年中無休
駐車料金
入園者
- 120分 600円
- 以後30分毎 200円
- 最大料金当日24時まで 2400円
新宿御苑の入園券提示で新宿御苑入園者料金になります。
駐車券を入園時に大木戸門スタッフに提示してください。
運転者本人が障害者手帳をお持ちの方は、駐車料金が無料になります。
駐車券を入園時に大木戸門スタッフに提示してください。
※7時～9時の間は発券所で駐車割引していりません。
一般
- 30分毎 330円(300円+税)
- 最大料金当日24時まで 2640円(2400円+税)
- 全長5.0m以下、全幅1.9m以下、車高2.1m以下
最寄り駅・近隣交通機関から
新宿駅から徒歩５分
地図
新宿御苑
江戸時代、新宿御苑の敷地には信濃高遠藩 内藤家の下屋敷がありました。
そして明治時代から戦前までは宮内省（現在の宮内庁）が管理し戦後、環境省管轄となり現在は一般に公開されています。
面積約５８ヘクタール、外周約３．５キロの広大な御苑内には「日本庭園」「イギリス風景式庭園」「フランス式整形庭園」が造られていて我が国における風景式庭園の名園と言われています。
また御苑内には65種・１０００本以上の桜があり、日本さくら名所100選に選定されています。
新宿御苑の庭園
御苑内には、明治8年(1875)に建てられたガラス張りの温室をルーツにもち、絶滅危惧種の保存・展示を行う大温室や歴史的に貴重な建造物または自然観察フィールドである母と子の森など様々な見所がありますが、今回は庭園を中心に散策しました。
日本庭園
御苑内でも大きな面積をしめる日本庭園。
古くは鴨場として作られましたが、昭和のはじめに日本庭園として改装されたそうです。
日本庭園の大部分をしめるのは、上の池・中の池・下の池が造られた大きな池泉回遊式庭園です。
訪れた日は、ツツジが綺麗に咲いていました。
旧御涼亭（台湾閣）
皇太子（後の昭和天皇）の御成婚記念として1927年（昭和2年）に建てられた中国風木造建築。
玉川園
御苑の東側にある内藤家の庭園「玉川園」。
庭園には玉藻池が造られています。
玉藻とは藻の美称で美しい水草といった意味です。
イギリス風景式庭園
ゆったりと拡がる開放的な芝生広場に、木々が伸び伸びと枝葉をのばしていました。
イギリス風景式庭園は、自然風景のような景観を目指して作庭されます。
これはフランス式形成庭園に代表とされるような幾何学的な景観をもつ平面幾何学式庭園への反動でうまれたそうです。
園内から見える先端の尖ったビルは西洋の寺院や城にある塔のようにも見え、こと洋風庭園においては良い借景となっているのではないでしょうか。
なお風景式庭園の中には御苑のシンボルツリーである高さ30mをこえるユリノキがそびえています。
フランス式整形庭園
フランス式整形庭園は左右対称に整形されています。
中央にはバラの花壇や綺麗に整えられた植え込み。
そしてそこをはさむように約200メートルのプラタナスの並木が配されています。
プラタナスの並木は、フランス式整形庭園の左右にあります。
まとめ
新宿御苑では、日本庭園・イギリス風景式庭園・フランス式整形庭園の和洋３形式の庭園を見ることが出来ます。
また、都内にある他の庭園と比べて解放されている範囲が広く、自由度の高い庭園散策ができます。
広い苑内は写真をとりながらひとめぐりするのに思ったよりも時間がかかり、最後は閉園を告げるアナウンスの中駆け足となりました。
苑内には洋風木造建築の旧洋館御休所、日本庭園内にある本格的中国風建築の旧御凉亭（きゅうごりょうてい）など、歴史的に貴重な建造物も多いので、次に訪問する機会があればそれらにも注目して散策したいと思います。
基本情報
所在地
〒160-0014 東京都新宿区内藤町11番地
休園日
毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日)
年末年始(12月29日～1月3日)
開園時間
- 10/1〜3/14 9:00AM〜4:00PM
- 3/15〜6/30 8/21〜9/30 9:00AM〜5:30PM
- 7/1〜8/20 9:00AM〜6:30PM
料金
- 一般 500円
- 65歳以上 250円
- 学生 (高校生以上) 250円
- 小人 (中学生以下) 無料
写真撮影日
２０１６年６月
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