広島県三次市に流れる「品の滝」に行ってきました。
アクセス
「品の滝」へは車で駐車場まで行き、そこから滝見道を歩いて「一の滝」~「三の滝」を回りました。
国道184号から滝への案内表示に従って脇道に入り、2キロ程進んで「品の滝」の駐車場へ到着。
駐車場
駐車場の収容台数は普通車数台(5台程)で、料金は無料です。
最寄駅・近隣交通機関から
- JR福塩線「甲奴駅」から県道27号 経由9.7 km
- JR福塩線「三次駅」から国道184号 経由24.4 km
- 中国自動車道 三次ICから国道184号経由で車で40分
地図
品の滝(しなのたき)
「品の滝」は、馬洗川の支流で頭士山(648.3メートル)を源流とする滝川の上流にある滝です。
県に指定された自然環境保全地域にある約1.5キロの渓谷の中を流れ、「一の滝」、「二の滝」、「三の滝」の3つの滝からなっています。
品の滝の景観
「品の滝」駐車場のすぐ近くには鮎の釣り堀があり、入り口には自販機が置かれていました。
釣り堀の脇には、滝に向かう遊歩道が渓流に沿って延びています。
よく整備された遊歩道は自然豊かで、森林浴にもってこいです。
一の滝
駐車場から400m程歩くと見えてくる「一の滝」の落差は約11m。
水量が多く見ごたえがある滝で、大きな滝壺をもっています。
滝壺の脇には砂利の河原があり、そこから滝を間近で鑑賞できます。
厳冬期には、氷瀑になることもあるそうです。
二の滝
「二の滝」は「一の滝」から約600m上流にあります。
「二の滝」は落差8mの直瀑。
「二の滝」の少し下流には、広い滝壺を持つ、なめ滝があります。
三の滝
「二の滝」から「三の滝」までは約450m。
「二の滝」から「三の滝」までの道はやや険しく、渡渉ポイントも何か所かあるため「三の滝」まで行く場合は防水機能の付いた靴で訪れることをお勧めします。
「二の滝」の少し上流部には険しい断崖を縫うように流れる、見応えのある段瀑がありました。
地図がなければ、この滝を「三の滝」だと勘違いしていたかもしれません。
「 三の滝」は、落差約9mの段瀑です。
「 三の滝」の脇には、案内板が設置されています。
「 三の滝」のさらに上流には、鬼が橋と呼ばれる岩屋があるそうです。
まとめ
「品の滝」が流れる滝川では豊かに表情を変える渓流の景観と、大小いくつもの滝が観賞ができます。
よく整備された遊歩道がつき、観賞に行くことが容易な「一の滝」だけでも十分な見ごたえがあります。
「二の滝」から「 三の滝」に行く場合は、渡渉箇所もあるので、防水機能の付いた靴で訪れた方がいいでしょう。
基本情報
所在地
〒729-4223 広島県三次市吉舎町雲通
料金
無料
関連サイト
写真撮影日
2019年1月
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