福山市の龍頭峡で龍頭の滝と四段の滝を見てきました。

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広島県福山市山野町にある龍頭峡を歩き、龍頭の滝と四段の滝を見てきました。

アクセス

龍頭峡へはJR「福山駅」方面から車で向かいました。

福山市街地を抜け、県道21号を経由して龍頭峡の駐車場に到着。

  • 令和2年(2020年)7月からの龍頭峡歩道の全面通行止めは、12月中旬に解消されました。
  • 引き続き、県道418号線から龍頭の滝に向かう階段については、安全対策の見通しが立っていないため、通行止めとなっている旨が2020年12月14日付けで福山のホームページにてアナウンスされていました。

駐車場

龍頭峡の入り口付近にアスファルト敷きの大きな駐車場があります。

駐車料金は無料です。

駐車場の近くにはトイレがあります。

最寄り駅・近隣交通機関から

  • JR福山駅から県道21号を経由して27.8 km(龍頭峡駐車場まで)
  • JR福山駅南口から井笠バス中国中央病院線「中国中央病院」で北辰バスに乗り換え「龍頭の滝入口」下車
  • 山陽自動車道福山東ICから車で30分(国道182号線経由)

地図

(龍頭渓駐車場の地図です。)

龍頭峡(りゅうずきょう)

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広島県福山市・北部にある龍頭峡は、吉備高原・縁辺に位置する小田川上流の山野峡を猿鳴峡と共に形成する渓谷の一つです。

龍頭峡では落差57mの龍頭の滝をはじめ、緑豊かな天然林や急流が流れる渓谷美を見る事ができます。

龍頭山荘という旅館の横を抜けて、龍頭峡にはいりました。

(温泉旅館のようでしたが現在営業を行っているかはわかりませんでした。)

最初は舗装された道路を歩きますが、渓谷に入るとすぐに狭い散策道にかわります。

渓谷入口付近から龍頭の滝までは約1400m。

散策道の周囲には様々な樹種の樹木が鬱蒼と茂り、まるで原生林のようです。

脇に流れる渓流の急峻な箇所では、いくつかの小滝を見ることができます。

そろそろ出始めたやぶ蚊を払いながら散策道を登ること20分、龍頭の滝が見えてきました。

龍頭の滝

山野峡でも一番見応えがある滝といわれる龍頭の滝は、落差30mの直瀑で滝下には大きな滝つぼがあります。

水量は多く、木々が根を張る苔生した断崖にかこまれた神秘的な雰囲気の滝です。

龍頭の滝の名称は、天に昇る龍が地上に玉を吐く姿を形容して名付けられたといわれています。

静寂な渓谷に、こだまする滝音を聞きながら しばらく滝を眺めました。

観瀑場所からは滝口の向こう側を見ることはできませんが、上流にはさらに滝が続いているそうです。

ひとしきり滝を観賞し、さらに上流にある四段の滝へむかいました。

四段の滝

龍頭の滝から四段の滝までは約500m。

徒歩で15分程です。

途中、急角度の石段があるので結構体力を使います。

石段をあがり一旦舗装された県道にでて、案内板にしたがい坂を少し降りると四段の滝の正面に着きます。

四段の滝は、22mの落差を4段に分けて落下する段瀑です。

観瀑場所から見える幅広の滝は最下段の滝で、約10mの高さがあります。

周囲は明るく、浅めの滝つぼが広々と広がる、龍頭の滝とはまた雰囲気の違う綺麗な滝です。

この滝は観瀑場所も広く、帰り道に使える県道も近かったので、時間をかけてのんびりと観賞をしました。

まとめ

龍頭峡は片道2キロ弱、時間にして40分程のトレッキングで植生豊かな天然林と二つの見ごたえがある滝を見られる場所です。

龍頭の滝までの道に難所はありませんでしたが、道幅は狭くアップダウンもあったのでスニーカーではなくトレッキングシューズで訪れることを推奨します。

龍頭峡駐車場から舗装された県道を上がり、最初に四段の滝をみて渓流を下っていくコースをとることもできます。

このコースで散策する場合でも県道にパーキングエリアらしきものは見当たらなかったので、車は龍頭峡駐車場に停めることになると思います。

基本情報

所在地

〒720-2602 広島県福山市山野町

料金

無料

関連サイト

龍頭峡(りゅうずきょう) – 福山市ホームページ 龍頭峡遊歩道(福山市山野町)の通行止め一部解除について

山野峡県立自然公園|広島県公式観光サイト

写真撮影日

2017年5月

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