「あきる野市」に建つ「龍珠院」で春の花を見てきました。
龍珠院
龍珠院は、多摩川支流、秋川の北側にある臨済宗建長寺派の寺院です。
御本尊は観世音菩薩。
山号は天照山。
光厳寺10世日峰朝禅師を開山とし、開祖は心叟徹禅師。
記録によると開基は、龍珠軒瑚月凌珊首座公家です。
1363年(貞治2年)に開創され、600年の歴史を持っています。
現在は花の寺として有名で、春には多くの観光客が参拝に訪れます。
交通アクセス
龍珠院にはJR「武蔵五日市駅」からバスに乗車して向かいました。
JR「武蔵五日市駅」からバスに15分程ゆられ、バス停「荷田子」で下車。
(2021年時点で、JR「武蔵五日市駅」から「荷田子」までバス料金330円。)
最寄駅・近隣交通機関から
- (バス)JR「武蔵五日市駅」前から数馬・藤倉行き、または上養沢行きに乗車して「荷田子」バス停で下車、運賃は330円(2020年時点)
- (車)JR「武蔵五日市駅」から檜原街道/都道33号を経由して約5.5 km
駐車場
駐車場あり。
駐車料金は500円。
地図
龍珠院の景観
「荷田子」バス停から、のどかな山里を5分程歩くと龍珠院が見えてきました。
その外観は華やかそのもの。
菜の花・桜・ミツバツツジなど、春を代表する鮮やかな花々が咲き誇る光景は、まるでおとぎ話の一場面のようです。
その鮮麗な風景に見惚れていると一陣の風が吹き、桜の花片が舞い散りました。
「ここは、桃源郷ですかな。」
あまりに幻想的な光景に、しばし呆然としました。
石仏の並ぶ参道を登って参拝した後、周囲を散策しました。
本堂
花筏の浮かぶ境内の堀には、鯉が泳いでいました。
境内からの眺め
これだけの花々の手入れは、かなり手間がかかると思います。
それを、拝観料もなしに見せてくださる厚意に頭が下がります。
まとめ
門前だけでなく、境内全域がフォトジェニックでどこを見ても絵になるお寺です。
素晴らしい景観でしたが、訪問時の枝垂桜は5~6分咲きでした。(その他の花は満開でした。)
枝垂れ桜も満開ならば、もっと綺麗だったと思います。
秋の、紅葉も見ごたえがあるそうです。
こちらの記事も書いています
長興山紹太寺のしだれ桜 ~紹太寺建立時に植えられたと伝わる県下有数の桜の名木~
追記
花を見ている時、お寺に来ていたカメラマンの方に写真のことについていろいろと伺うことが出来ました。
写真に対する知識の量が自分とは段違いで、勉強になる話を沢山聞かせていただきました。
この場をかりてお礼申し上げたいと思います。
基本情報
所在地
〒190-0174 東京都あきる野市乙津1422
料金
無料
(車で来られた方は、駐車料金500円)
関連サイト
写真撮影日
2017年4月