静岡県伊豆の国市の龍源院で伊豆有数といわれるしだれ桜を見てきました。
龍源院のしだれ桜
静岡県伊豆の国市に鎮座する「龍源院」は曹洞宗のお寺です。
御本尊は聖観音。
山号は法演山。
1525(大永5)年、新田義貞の甥である脇屋義治の菩提を弔うために子孫の「脇田家」が創建したと伝えられています。
寺号は脇屋義治夫妻の法号より、「龍」と「源」の一字ずつをとり定められたそうです。
「龍源院」の本堂横には樹齢80年以上と言われる樹高約15mある伊豆有数のしだれ桜があります。
しだれ桜が見頃を迎えるのは例年3月中旬から4月上旬。
桜の見頃には、例年夜間のライトアップが行われています。
アクセス
「龍源院」には、伊豆箱根鉄道「田京駅」から徒歩で向かいました。
伊豆箱根鉄道「田京駅」から20分ほど歩いて「龍源院」に到着。
最寄り駅・近隣交通機関から
伊豆箱根鉄道「田京駅」から県道19号を経由して約1.8 km
駐車場
参拝者用の駐車場有
地図
枝垂桜のライトアップ
修善寺からの帰り、駅の案内板で枝垂桜のライトアップがあることを知り、桜がある「龍源院」を訪ねました。
お寺に到着したのは、日没直前。
しだれ桜は、丁度満開で見頃を迎えていました。
境内には数人の観賞客とカメラマンがいましたが、この日の花見客はそう多くないようでした。
しだれ桜の樹高は、約15メートル。
主幹から別れた支幹が本堂側に枝を伸ばし、主幹も上部で枝を広げ花をつけています。
のびやかに枝を広げた見応えのある桜です。
ライトアップが始まると、静寂の中カメラマンがシャッターを切る音だけが聞こえてきます。
ライトにてらされ、本堂の前に浮かび上がった桜は幽玄な雰囲気を漂わせていました。
自分も写真を撮りながら、一時間ほど桜を鑑賞させていただきました。
日が暮れてからも境内を開放し、この立派な桜を観賞させてくださるお寺の厚意をありがたく感じます。
おかげで落ち着いた、夜桜鑑賞をすることができました。
まとめ
樹形の整った流麗なしだれ桜でした。
静寂な中ライトアップされた枝垂桜は、幻想的な光景を見せていました。
自分たちが訪れた日は剪定の直後だったそうで、例年はさらに長い枝がしだれているそうです。
3月下旬が桜の見ごろになることが多いようです。
こちらの記事も書いています
基本情報
所在地
〒410-2321 静岡県伊豆の国市三福687-1
料金
無料
関連サイト
写真撮影日
2010年3月