東京都青梅市にある日向和田臨川庭園へ行ってきました。
アクセス
「日向和田臨川庭園」へはJR「青梅線」の「宮ノ平駅」から徒歩で向かいました。
JR「宮ノ平駅」前の道路を横断し坂を下りて行きます。
坂道を道なりに下ると「日向和田臨川庭園」への案内板があります。
「宮ノ平駅」から5分程で「日向和田臨川庭園」へ到着。
駐車場
専用駐車場はありませんでした。
庭園の門の横に普通車一台分ほどの駐車スペースがありましたが庭園管理のためのものだと思います。
駅周辺を起点として徒歩で訪れるのが無難でしょう。
最寄り駅・近隣交通機関から
JR青梅線の「宮ノ平駅」から約400m。
地図
日向和田臨川庭園(ひなたわだりんせんていえん)
「日向和田臨川庭園」は、青梅出身の衆議院議員であった「津雲國利(つくもくにとし)氏」が昭和9年(1934年)に造営した別邸の跡です。
津雲國利氏が「臨川梅園」と呼んでいたことから「臨川庭園」という名になりました。
現在は、遺族によって青梅市に寄贈され一般公開されています。
入口
庭園
門をくぐると、さまざまな草木が植えられた緑豊かな庭園が広がっていました。
臨川庭園は緩やかな傾斜地に造られ、上部には茶室やトイレ。
下部には東屋などが造られていました。
園路
茶室
庭園上部にある茶室は瓦葺の入母屋造。
茶室は、使用申請申書を提出の上利用してください。
使用時間は9時~4時です。
お問い合わせ先
青梅市公園緑地課
TEL 0428-22-1111
茶室の横には休憩所が併設されています。
茶室の利用は予約が必要ですが休憩所は自由に使用できます。
お社と石塔
庭園には石塔がありました。
石塔の近くにはお社がお祀りされています。
つくばい
今は使われていないようでしたが、つくばいがありました。
手水鉢(ちょうずばち)には少し水(雨水?)がありました。
つくばいは手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからそう呼ばれます。
茶道の習わしで、客人が身を低くして手を清めたのが始まりです。
「日向和田臨川庭園」は、茶庭としての趣をよく残している気がします。
東屋
川を望む庭園
庭園下部からは木立の真下に多摩川が流れているのが見えました。
入園した時は
「臨川という名なのに川は見えないのかな。」
と思いましたが、驚くほど近くを大きな川が流れていました。
木立ち越しに見る川も風流ですが、もう少し視界が開けていればダイナミックな景観が楽しめるのにと思ってしまいます。
追記
庭園を訪れた際、管理員の方に周辺の観光情報などを教えていただきました。
ほかにも、ためになることをいろいろ教えていただいた気がします。
この場をお借りしてお礼申し上げます。
まとめ
周囲を自然に囲まれた、緑豊かな庭園です。
茶庭としての趣がよく残り、庭園下部の木立の合い間に多摩川を見られるのが特徴です。
桜やアジサイ・モミジなど季節を彩る木々がたくさん植えられていたので、四季それぞれの景観が楽しめると思います。
基本情報
所在地
〒198-0046 東京都青梅市日向和田2-271
料金
無料
営業時間
9:00 – 16:00
定休日
月曜日(祝日の場合は翌平日)・年末年始
お問い合わせ先
青梅市公園緑地課
TEL 0428-22-1111
関連サイト
写真撮影日
2020年
こちらの記事も書いています
目白庭園(東京都豊島区)を観賞してライトアップを見て来ました。
玉堂美術館 ~川合玉堂の作品と本格的な枯山水庭園が鑑賞できる美術館~