広島県中部の花見の名所である、尾関山公園で桜を見てきました。
アクセス
JR「三次駅」方面から巴橋を渡り、国道375号を経由して尾関山公園駐車場に到着。
駐車場
国道375号沿いに普通車数十台が駐車できる大きな駐車場があります。
駐車料金は無料。
駐車場脇にはトイレがありました。
最寄り駅・近隣交通機関から
JR「三次駅」から国道375号を経由して約2.5 km
JR「三次駅」からバス約15分 「三次中学校」で下車、徒歩約10分
地図
尾関山公園
尾関山公園は広島県三次市を流れる清流「江の川」の畔(ほとり)に位置し、春は桜、秋は紅葉の名所として知られています。
尾関山の名称は1601年、福島正則の重臣、尾関石見守正勝が入城したことからそう呼ばれるようになりました。
それから江戸時代に入り1632年(寛永9年)三次藩主として浅野長治が入封し、ここに下屋敷が置かれました。
そのとき頂上に設けられた天文台跡には、現在展望台が造られています。
春の景観
尾関山公園に訪れたのは、桜の花が満開になった花見シーズン。
花見客が多い日中を避け、早朝に訪れました。
駐車場に車を停め、石庭~広場~展望台~江の川沿いの桜並木を散策しました。
石庭
駐車場の横には、立派な石庭があります。
深山の渓谷を表現しているのでしょうか、なかなかの見ごたえでした。
広場
山頂近くにある広場の周りには、所狭しと桜が植えられています。
公園遊歩道
駐車場から広場に向かう遊歩道には桜よりもモミジが多く植えられていました。
こちらの遊歩道では秋には、あざやかに紅葉したモミジが見られます。
尾関山公園には、約600本の桜が植えられています。
特に桜の密度が高く見ごたえのある花見が出来るのは、日当たりがよく街からもよくみえる南側です。
展望台
現在展望台が設けられている場所には江戸時代、天文台があったそうです。
展望台からは、三次市の街並みや江の川沿いに続く桜並木を一望できます。
訪問時は、ここから珍しい光景を見ることが出来ました。
街に隣接する山間から、朝霧が帯を引くように流れています。
朝霧の街と言われる三次ならではの景観だったと思います。
ライトアップ
尾関山公園では例年、桜の見頃にライトアップが行われています。
2021年は、3月27日(土)~4月11日(日)にライトアップが予定されています。
時刻は、18:00~22:00(予定)です。
尾関山公園周辺
尾関山駅
尾関山公園から徒歩5分ほどの場所に三江線・尾関山駅があります。
(三江線が廃止されたため、尾関山駅も2018年(平成30年)4月1日に廃駅となりました。)
素朴な駅舎を持つ、長閑な雰囲気の駅でした。
近くには江の川沿いの桜並木もあります。
江の川沿いの桜並木
江の川沿いには、たくさんの桜が植えられています。
川沿いの遊歩道からは、満開になった桜並木と尾関山公園の桜を同時に眺めることが出来ました。
尾関山公園に花見に赴いた際には、ぜひ訪れるべきだと思います。
まとめ
尾関山公園は広島県中部の花見の名所です。
桜の見頃は例年、4月の上旬。
お勧めの展望場所は、三次市の街並みや江の川沿いに続く桜並木を一望できる展望台です。
写真撮影日は早朝訪れたので人混みはありませんでしたが、花見シーズンの日中、駐車場に入るため車が列をなしている光景を見たことがあります。
車で花見に行く場合は、よく状況を確認して訪れてください。
基本情報
所在地
〒728-0021 広島県三次市三次町
料金
無料
関連サイト
写真撮影日
2016年4月