群馬県草津町にある嫗仙の滝(おうせんのたき)に行ってきました。

スポンサーリンク

群馬県吾妻郡草津町にある嫗仙の滝に行ってきました。

アクセス

JR「長野原草津口駅」を起点にしてバスと徒歩で「嫗仙の滝」に向かいます。

JR「長野原草津口駅」からJRバス関東「草津温泉」行に乗車。

「草津温泉」で下車。

乗車時間は約25分。

運賃は片道、大人710円(小人360円)。(2024年1月時点)

「草津温泉」バスターミナルから「嫗仙の滝」遊歩道入り口までは国道292号を経由して約3キロ。

徒歩で50分程。

「嫗仙の滝」遊歩道入り口までの行程の前半は、温泉街の道。

後半は舗装された山の坂道になります。

「草津温泉バスターミナル」から「嫗仙の滝」遊歩道入り口の中間地点くらいに、「ペンションシュプール」というホテルがあります。

ペンションシュプールからは、「嫗仙の滝」遊歩道入り口まで1.6キロぐらいです。

舗装された山の坂道を歩いて行くと「嫗仙の滝」遊歩道入り口に到着します。

駐車場

「嫗仙の滝」遊歩道入り口に駐車場があります。

けっこう広かったので普通車数台は停められると思います。

最寄り駅・近隣交通機関から

JR「長野原草津口駅」から浅間・白根・志賀さわやか街道/国道292号を経由して約16.3 km

JR「群馬大津駅」から浅間・白根・志賀さわやか街道/国道292号を経由して約14.4 km

JR「羽根尾駅」から浅間・白根・志賀さわやか街道/国道292号を経由して約14.5 km

地図

嫗仙の滝

スポンサーリンク

「嫗仙の滝」は、群馬県草津町を流れる小雨川に懸かる高さ35mの分岐瀑です。

50万年から60万年前に草津白根山から噴出した火砕流が堆積した溶結凝灰岩によってできた滝とされています。

滝の水は飲むことが出来ないので気をつけて下さい。

入り口には熊に注意と書かれた看板がありました。

ここまでくる間に、観光案内所や道行く人に、道を聞いていたんですが、みなさん

「熊には注意してください」

と忠告してくれました。

熊の目撃情報が、かなり多い、とのことでした。

看板の横にはトレッキング用の杖が置いてあります。

遊歩道入り口から滝までは約1キロ。

歩いて30分程。

行きは下り、帰りは上りの行程です。

遊歩道は草払いはしてありますが、幅は狭くちょうど1人が歩けるほどしかありません。

傾斜の急な箇所があるので、きちんとした山歩き用の服装で訪れましょう。

行きは下りで転ばないよう気をつけなければなりませんが、帰りは上りなので体力を使います。

途中、熊よけの鐘がありました。

鳴らすと、かなり大きな音が出たので熊鈴よりは効果があると思います。

遊歩道を30分程歩くと、「嫗仙の滝」が見えてきます。

「嫗仙の滝」は、大変印象的な姿をしている高さ35mの分岐瀑です。

「嫗仙の滝」かいて「おうせんのたき」と読みます。

半分赤く染まった岩肌に甌穴のような穴が見られ、本流の他に幾本かの潜流瀑が流れています。

「嫗仙の滝」の名前の由来は、「老婆の仙人」という意味だそうです。

弧を描いて数条に分かれて流れる滝水は、女性的な優雅さを感じさせます。

滝の岩肌が朱いのは、滝の水に鉄分が含まれるためだそうです。

滝の水が注ぐ渓流の河床も朱くなっていました。

滝の水は飲めないそうなので、口にしないよう気をつけて下さい。

滝にある穴は、かつて甌穴があった河床が隆起したためでしょうか。

何分でも見ていられそうな魅力的滝です。

ちなみに藪が渓流近くまであり、熊が出ないかと少しビクついていました。

滝の近くには、「森の巨人たち百選」に選ばれている樹高35m、幹周6.7mの「嫗仙の滝のカツラ」があります。

まとめ

群馬県草津町にある「嫗仙の滝」は、赤い岩肌に本流と数条の潜流瀑が流れる、印象的な姿の優美な分岐瀑です。

滝までの散策道は1キロ程ですが、険しい道を歩くのでしっかりした山歩き用の服装と靴で訪れましょう。

また周辺では、よくクマが目撃されているので熊対策(熊鈴や熊よけスプレーなど)をしておきましょう。

基本情報

所在地

〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町

料金

無料

お問い合わせ

0279-88-0800

関連サイト

嫗仙の滝(オウセンノタキ) 草津温泉観光協会

写真撮影日

2014年9月

これまでに訪れた群馬県の散策地

草津温泉にある湯畑(群馬県草津町)でライトアップを見てきました。

光泉寺(群馬県草津町)に参拝してきました。

スポンサーリンク