鳥取県東部に位置する若桜町の諸鹿渓谷（もろがけいこく）で大鹿滝を見てきました。
アクセス
大鹿滝には、JR「若桜駅」方面から車で向かいました。
国道482号を走行し、県道３７号に入ります。
県道３７号から、県道１０３号への分岐道まで進み右折。
県道１０３号をしばらく走ると、大鹿の滝への案内板があるので見逃さずに右折。
車一台分程の幅の農道らしき道を進んで行くとアスファルトの広場に到着します。
広場の脇に 大鹿の滝へ向かう散策道入り口があります。
駐車場
大鹿の滝へ向かう散策道入り口の前に舗装された広場があります。
おそらく農業車の回転場も兼ねていると思われるので、なるべく広場の端のほうに駐車した方がよいでしょう。
最寄り駅・近隣交通機関
若桜駅から国道482号/県道37号を経由して約19.9 km
丹比駅から県道37号を経由して約14.5 km
地図
大鹿滝（おおがだき）
「大鹿滝」は、兵庫県と鳥取県にまたがる関西百名山扇ノ山（標高１３０９．９ｍ）中腹に流れる滝です。
滝のある諸鹿渓谷（もろがけいこく）は、自然林が広がり諸鹿七滝と呼ばれる多くの滝が流れ「日本の自然百選」に選ばれています。
滝見道
散策道入り口から「大鹿滝」までは約５３０ｍ。
散策道に入ると、すぐに滝の流れる音が谷の下から聞こえてきます。
滝への道は細く勾配が急な場所もありましたが、草払いはされていて鬱蒼とした箇所はありませんでした。
ただし、道脇は藪になっていましたので足元には注意してください。
滝まで九十九折になった坂道が続くので、行道よりも帰りのほうが大分体力を使うことにも留意しておきましょう。
滝の景観
散策道を２０分程くだると「大鹿滝」が見えてきました。
豪快にオーバーハングした分厚い岩盤から、豊富な水を落とす大迫力の滝です。
その様子は、まるで山中に立ち上がる水柱のようにも見えます。
滝の落差は３０ｍ。（散策道入り口の案内板には３０ｍ、滝横の案内板には２２ｍと書いています。）
滝のつくる渓流を渡ると、滝の裏側からも鑑賞ができる裏見の滝です。
滝壺は深くなく直下からも滝を眺められますが、落下する水が多いのでかなりの水しぶきと滝風があります。
熊に注意
散策道の途中にある樹木に熊の爪痕がありました。
滝に訪れる方は、熊鈴やラジオなど熊よけになる道具を持って行っていきましょう。
まとめ
滝の落水口から、ほぼ岩盤に触れず直接滝壺に水が注ぐ迫力がある滝です。
滝前の渓流脇には「出会いの滝」、「雲龍の滝」まで続く散策道があります。
駐車が出来る広場や滝の周囲にはトイレはありませんでした。
滝に訪れる前には、トイレ休憩を入れておくべきだと思います。
また、クマの痕跡があったので熊鈴など熊よけの道具を用意しておくべきでしょう。
基本情報
所在地
〒680-0715 鳥取県八頭郡若桜町諸鹿
交通アクセス
国道29号線から、県道37号線へ～県道37号線を細見川沿いに進み、「広留野」の案内看板を右折し広留野方面へ～しばらく進むと右手に見える「大鹿滝入口」の案内看板を右折～広大な畑をすぎ駐車場に到着。
駐車場から散策道に入り約５３０ｍ
料金
無料
関連サイト
大鹿滝（おおがだき） | 若桜町(わかさちょう)公式ホームページ
写真撮影日
２０１８年５月
