兵庫県と鳥取県の県境にまたがってそびえる扇ノ山(おうぎのせん)に流れるお面ヶ滝、鶴滝、苔滝、亀滝を見てきました。
アクセス
滝が見られる扇ノ山には鳥取県岩美町方面から車で向かいました。
鳥取県岩美町方面から国道9号を走って県道262号に右折。
県道沿いにある「おもしろ昆虫化石館」を通過。
県道262号・県道103号・県道408号を経由して滝に向かいました。
駐車場
専用駐車場はありませんでした。
それぞれの滝近くの少し広くなっている場所に、車を停めさせていただいて滝を観賞しました。
最寄り駅・近隣交通機関から
八田コミュニティーセンター(おもしろ昆虫化石館)まで
JR岩美駅から国道9号を経由して約13.9 km
地図
扇ノ山
扇ノ山は、兵庫県と鳥取県の県境にまたがってそびえる標高1309.9mの名峰です。
山容を扇を広げた姿に見立てて、その名がついたと考えられています。
関西百名山や日本三百名山に選ばれていて、氷ノ山後山那岐山国定公園の北の端をなしています。
扇ノ山には深いV字渓谷が形成されていて、日本の滝百選の雨滝や霧が滝・桂の滝・布滝など多くの滝が流れています。
八田コミュニティーセンター・おもしろ昆虫化石館
鳥取県岩美町方面から国道9号を走って兵庫県新温泉町に入り県道262号に右折。
県道沿いにある「八田コミュニティーセンター」で休憩しました。
「八田コミュニティーセンター」内には「おもしろ昆虫化石館」や土産屋などがあります。
此処から先にトイレはなかったように思います。
トイレに行きたい方は、此処で休憩をとっておいた方がよいかもしれません。
お面ヶ滝
「おもしろ昆虫化石館」から県道262号・県道103号・県道408号を経由して、カーブの続く山を登っていくと、道路沿いに「お面ヶ滝」が見えて来ます。
「お面ヶ滝」は、落差が約60mの段瀑です。
滝が流れる2段目の岩壁に「お面」の形が現れるといわれています。
中々の迫力がある滝です。
鶴滝
「お面ヶ滝」から350m程進むと、「鶴滝」が流れています。
「鶴滝」の落差は約25m。
水量が多く、勢いよく水が流れる滝です。
苔滝
「鶴滝」から少し登った道路わきに「苔滝」の案内板があります。
近くで見るには、「苔滝」の案内板付近から渓流に降りて少し遡行しなければなりません。
「苔滝」を見る場合は、長靴を持参しておいた方がよいでしょう。
「苔滝」の落差は約10m。
水量豊富で綺麗な滝です。
少し前までは、「猿壷の滝」と間違えられがちだったという話を聞いたことがあります。
亀滝
さらに進むと「亀滝」が見えて来ます。
亀滝の落差は約10m。
黒と褐色の岩壁を流れる幅広の滝です。
優美な印象の見ごたえのある滝でした。
まとめ
お面ヶ滝、鶴滝、苔滝、亀滝は、兵庫県新温泉町の扇ノ山を登る道沿いで見られる滝です。
どの滝も落差が大きく、見ごたえがありました。
お面ヶ滝、鶴滝、苔滝、亀滝が見られる道は、落石が多く、カーブが連続し、道幅の狭い箇所が点在しています。
運転には、十分気をつけて下さい。
なお、「亀滝」の先には有名な「猿壺の滝」があります。
基本情報
所在地
〒669-6943 兵庫県美方郡新温泉町
料金
無料
関連サイト
写真撮影日
2021年9月
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