例年2月中旬から3月下旬まで、梅まつりが開かれている「越生梅林」に行ってきました。
越生梅林(おごせばいりん)
越生梅林は、水戸偕楽園、熱海梅園と共に「関東三大梅林」の1つに数えられています。
その起源は古く南北朝時代1400年頃に大宰府より天満宮を分祀する際、梅園神社に梅を植えたのが始まりといわれています。
面積は約2ヘクタール。
「越辺川」沿いの日当たりが良い平地に、越生野梅や白加賀・保存古木など約1000本の梅が植えられています。
「越生梅林 梅まつり」は例年2月中旬から3月下旬です。
アクセス
「越生梅林」には、JR「越生駅」からバスに乗って向かいました。
JR「越生駅」から「黒山行き」のバスに乗り、「梅林入口」で下車。
(2021時点での運賃は200円。)
バスの乗車時間は約12分。
最寄り駅・近隣交通機関から
JR「越生駅」で「黒山行き」のバスに乗車して「梅林入口」で下車
JR「越生駅」から県道30号 と 県道61号 経由で約3km
駐車場
駐車場あり。 (普通車500台収容)
駐車料金
普通車 500円
マイクロバス 1000円
大型バス 1500円
地図
古木が見られる歴史ある梅林
梅林の入口で入園料300円を支払って入園。(2021年の入園は無料・2023年の入園料は400円)
梅の栽培が盛んな地域にある生越梅林周辺には多くの梅畑があり、入園の前から甘い梅の香がただよっていました。
ちょうど見頃になっていた、越生野梅や白加賀・紅梅などの梅は梅林全域を彩豊かに染め上げていました。
「越生梅林」は埼玉県西部を流れる荒川水系入間川の支流「越辺川(おっぺがわ)」沿いの平地に造られている、日当たりの良い梅林です。
梅林全体に、まんべんなく陽光が当たるため陰る場所が少なく、咲き誇る梅は、より一層華やかに見えました。
古木
歴史の古い「越生梅林」では樹齢百年を超える樹木も多く、沢山の梅の古木を見ることが出来ます。
魁雪
古木の中でも、最も古い魁雪。
樹齢650年の名木です。
展望台
木製の立派な展望台からは、梅林全体を眺めることが出来ます。
「越生梅林」の代表的展望ポイントです。
(展望台からの眺め)
福寿草
開花時期が梅の花と近い福寿草が、下地に多く植えられていました。
屋台村 無料休憩所
「越生梅林」の中には屋台村や無料休憩所が設けられています。
屋台村や無料休憩所の座席数はかなり多めに備えられていたので、休憩をはさみながら自分のペースで散策が行いやすい梅園になっていました。
売店
土産物や名産品を販売している売店です。
来園時に入店した時には、無料で一杯の梅茶をいただけました。
ミニSL
梅林のなかには全長253mの線路が敷かれ、土・日・祝日にはミニSLが運行されています。
SLは、かつて「八高線」で走っていた国鉄9600形蒸気機関車の10分の1モデルだそうです。
まとめ
「越生梅林」は、日当たりが良い明るい園内で1000本の梅と多くの古木を観賞できる名園です。
起伏が少なくまんべんなく日が当たる梅林なので、お子様やお年寄りにもお勧めできる場所です。
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基本情報
所在地
〒350-0406 埼玉県入間郡越生町堂山113
料金
入園料 (2023年)
400円(中学生以上)
300円(15人以上)
2022(令和4)年の「越生梅林梅まつり」は、緊急事態宣言が延長されたことにより規模が縮小されたため、入園料は無料になっています。
駐車料金は有料です。
開園時間
午前8時30分から午後4時まで
お問い合わせ先
一般社団法人越生町観光協会
TEL.049-292-1451
関連サイト
写真撮影日
2018年3月
生越梅林梅まつり
生越梅林では梅の見頃、例年2月中旬から3月下旬に「越生梅林 梅まつり」が行われています。
越生梅林梅まつり(令和5年)
新型コロナウイルス感染対策をとりながら行われます。
開催期間
令和5年2月11日(土・祝)〜3月19日(日)
令和4年2月11日(金・祝)〜3月21日(月・祝)
なお、新型コロナウイルスの影響および開花状況、天候等により、期間や時間などが変更される場合があります。
開園時間
午前8時30分〜午後4時
入園料金
400円(中学生以上)
300円(15人以上)
駐車料金
普通車:500円
マイクロバス:1,000円
大型バス:1,500円