兵庫県相生市にある万葉岬に行ってきました。
アクセス
「万葉の岬」には、相生市の市街地方面から車で向かいました。
海沿いに延びる国道250号を走り、案内板に従って右折。
坂道を登っていくと「万葉の岬」に到着します。
駐車場
「つばき園」の手前と、夕日の観賞場所の案内板の近くに普通車数台が停められるスペースがあります。
「HOTEL万葉岬」に宿泊している方は「HOTEL万葉岬」の駐車場を無料で使えます。
最寄り駅・近隣交通機関から
JR「相生駅」から、はりまシーサイドロード/国道250号を経由して約9.2 km
地図
万葉の岬
兵庫県相生市にある「万葉の岬」は、瀬戸内海の「相生湾」東端に位置する景勝地です。
奈良時代の歌人、「山部赤人(やまべのあかひと)」が、この地で詠んだ歌が万葉集に記載されているため「万葉の岬」と呼ばれています。
瀬戸内海を展望できる絶景スポットで、淡路島から家島諸島、天気が良い時には「小豆島」や「明石海峡」まで望むことが出来ます。
「万葉の岬」には、絶景の宿「HOTEL万葉岬」の他「つばき園」や「展望台」が整備されています。
「万葉の岬」のつばき園からの眺めは「ひょうごの景観ビューポイント150選」に選ばれています。
椿の花は12月~4月、桜の花は3月下旬~4月上旬が例年の見頃です。
つばき園
「万葉の岬」には、約40品種230本の椿が植えられた「つばき園」が造られています。
椿は12月から4月にかけて、赤や白・ピンクの花が見ごろを迎えます。
椿は、「万葉の岬」がある相生市の市木になっています。
「つばき園」からは、瀬戸内海を展望する絶景が眺められます。
毎年、3月の春分の日には「つばき祭り」が行われています。
「つばき園」には園路が整備されていて、瀬戸内海を背景に椿を見ながらの散策が楽しめます。
園路には、歌碑が設置されていました。
縄の浦ゆ 背向に見ゆる 沖つ島 こぎ廻る舟は 釣しすらしも (山部赤人 万葉集巻3-357) |
「つばき園」の上部は、開放感のある芝生の広場になっています。
広場の眺めの良い場所には、カップル向けのベンチが置かれていました。
展望台
「つばき園」の北側には、展望台があります。
展望台からは、南に家島諸島、東に播磨臨海工業地帯が見えます。
ホテル 万葉岬
万葉の岬には、風光明媚な瀬戸内海の景観と新鮮な海の幸を使った料理が楽しめる宿「HOTEL万葉岬」があります。
宴会や接待、宿泊などに利用できます。
「HOTEL万葉岬」に宿泊している方は、約40台の車が停められる大きな駐車場が無料で使えます。
お問合せ | 0791-22-1413(受付9:00~19:00) |
住所 | 〒678-0041 兵庫県相生市相生字金ヶ崎5321 |
チェックイン・チェックアウト | チェックインは1 5 : 0 0 より(最終のチェックインは2 1 : 3 0 )、チェックアウトは1 1 : 0 0 |
夕日
「万葉の岬」は瀬戸内海に沈む綺麗な夕陽が見られる場所として有名です。
「つばき園」の西側の舗装路に夕陽の観賞場所の案内板があります。
訪れた日には、夕刻になると多くの夕日観賞客が集まっていました。
夕陽にきらめく瀬戸内海は大変印象的な景観でした。
まとめ
兵庫県相生市にある「万葉の岬」は、かつて万葉の歌人が歌に詠んだ景勝地です。
開放的で眺望の良い場所で、つばき園や展望台、芝生広場などから眺めた瀬戸内海は風光明媚な美しい景観でした。
「万葉の岬」は、夕陽の名所として有名で、晴れた日の夕暮れ時には美しい夕景を眺めることが出来ます。
基本情報
所在地
〒678-0041 兵庫県相生市相生5321
料金
無料
お問い合わせ
相生市観光協会
0791-22-7177
関連サイト
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写真撮影日
2024年2月