兵庫県香美町小代区にある久須部渓谷で滝を見てきました。
アクセス
「久須部渓谷」には、道の駅「村岡ファームガーデン」方面から車で向かいました。
「国道9号」と「国道482号」を経由し、「但馬アルペンロード」に入ります。
「但馬アルペンロード」を進んでいくと、所どころに「滝見亭」の案内板があります。
案内板に従って「久須部川」沿いの道を進むと、「久須部渓谷」の入り口手前に土敷きの駐車スペースがあります。
(「久須部川」沿いの道は狭いので、気をつけて運転してください。)
駐車場
「久須部渓谷」の入り口手前に、土敷きの駐車スペースがあります。
最寄り駅・近隣交通機関から
JR「浜坂駅」から国道9号・国道482号を経由して約27.3 km
地図
久須部渓谷
「久須部渓谷」は、兵庫県美方郡香美町小代区にある渓谷です。
「矢田川」の源流のひとつで、「仏の尾(1,227m)」山麓の「久須部川」上流地域内の渓流並びに周辺部が「久須部渓谷」とされています。
自然豊かな渓谷には、「要滝」や「三段滝」、「荒滝」など多くの滝が流れています。
渓谷内では、近世になって掘られた金山の跡地や、当時の発電に使われた水車を見ることが出来ます。
「久須部渓谷」は、氷ノ山後山那岐山国定公園に属します。
今回の散策では、「久須部渓谷」で営業されている「滝見亭」周辺に流れている、鈴音の滝・要滝・三段滝を見てきました。
鈴音の滝
駐車場の隣に流れる「久須部川」の向こう岸には、「鈴音の滝」が流れています。
「鈴音の滝」は、「久須部川」の右岸の岩壁を白い筋をひいて流れる優美な分岐瀑です。
水量は、多くはありません。
落差は約20m。
滝見亭
駐車場のすぐ近くには、「久須部渓谷」の入り口があります。
入り口の近くの橋を渡ると、「滝見亭」があります。
「滝見亭」は、「久須部渓谷」の豊かな自然の中に佇む食事処です。
「滝見亭」では、地元で採れた山菜やあまごなど旬の食材を使った料理を楽しめます。
住所 | 〒667-1501 兵庫県美方郡香美町小代区久須部 |
営業時間 | 9:00~17:00 (食事をされる方は、予約が必要です。) |
お問い合わせ | 0796-97-2330 |
休日 | 不定休(12月~3月は積雪の為に休業) |
公式ホームページ | 滝見亭 公式ホームページ |
「滝見亭」の脇を通らせていただいて、先に進むと歌碑と橋、周辺地図があります。
橋の向こうには「要滝」が見えます。
広場
橋を渡ると広場があり、前方には「要滝」。
向かって右側には、「三段滝」が流れています。
草地の広場には、ベンチやテーブル、水車、古びた電話、階段の途中には東屋がありました。
今は使えそうにありませんでしたが、古びた電話は公衆電話ではなく、どこかへの直通電話だと思います。
広場の草払いはされていて、快適に滝を見ることが出来ました。
要滝
上流に向かって前方に、「要滝」があります。
幅広の力強い滝と、それに並行してやや小ぶりな分岐瀑が岩壁を流れています。
滝は、約300万年前の火山活動で発生した、大規模な火砕流によって作られた白い凝灰岩でできています。
滝の落差は約10m。
扇を広げたような形をしているため、「扇の要」が名称の由来になったという説があります。
三段滝
「三段の滝」は、広場の上流に向かって右側に流れています。
落差は約10メートル。
この滝の上流には、「深山の滝」という滝や小さな滝が流れていて、それらをあわせて「三段の滝」というようです。
「三段の滝」は段瀑ですが、広場で見られる滝は、おそらく「三段の滝」の3段目になる直瀑です。
水量が多く、すぐ近くまで行って観賞できる滝だったので、見ごたえがありました。
まとめ
「久須部渓谷」では、入り口で、「鈴音の滝」。
入り口から数分歩いた場所にある広場では、「要の滝」、「三段の滝」を見ることができます。
広場までの道は整備されていて、訪れやすい滝見場所になっています。
入り口近くにある「滝見亭」では、豊かな自然の景色を見ながら、旬の地元食材をつかった料理を楽しむことができます。
「滝見亭」で料理を楽しみたい場合は、予約が必要です。
基本情報
所在地
〒667-1501 兵庫県香美町小代区久須部
料金
無料
お問い合わせ
香美町 観光商工課
電話番号:0796-36-3355
関連サイト
写真撮影日
2024年6月
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