兵庫県神崎郡神河町に建つ熊野神社で熊野神水を汲んできました。
アクセス
兵庫県神崎郡神河町に建つ「熊野神社」には、車で向かいました。
「県道8号」から「県道367号」に入り北上。
バス停「越知」の手前で左折。
集落の坂道を登っていき、バス停「集会所前」近くの道を左折。
西へ進路をとり林道を走って、途中にある防獣柵を開けて進みます。
(通過した後は、柵をきちんと閉めておきましょう。)
道なりに進むと「熊野神社」が見えて来ます。
駐車場
神社前を通過して少しだけ進むと、道脇に広いスペースがとられた場所があります。
そこに車を停めさせていただきました。
最寄り駅・近隣交通機関から
JR「新野駅」から県道8号を経由して約16.3 km
JR「寺前駅」から県道8号を経由して約16.3 km
地図
熊野神社と熊野神水
熊野神社
祭神 伊邪那岐大神 熊野速玉神 熊野夫須美神
創祀は嘉吉元年(1441)11月。 明治7年(1874)村社に加列。 明治16年(1883)拝殿を上棟。 明治41年(1908)本殿上覆及び幣殿を造修・境内神社合祀。 |
境内には、かつて村人を病から救ったという言い伝えを持つ「熊野神水」が湧出しています。
基本情報
名称 | 熊野神社 |
所在地 | 〒679-2404 兵庫県神崎郡神河町越知1089 |
拝観時間 | |
休業日 | |
料金 | 志納 |
お問い合わせ | 神河町観光協会 TEL:0790-34-1001 |
関連サイト | 神河町観光協会 熊野神水 |
熊野神社の景観
まずは、礼をして鳥居をくぐります。
境内は、よく掃除されていて非常に綺麗です。
熊野神社が、いかに地元の人たちに大切にされているかがよくわかります。
鳥居をくぐると、左手に手水舎が見えます。
「熊野神水」は、この手水舎で汲むことが出来ます。
石段を登って、お賽銭をして拝殿と境内社に参拝させていただきました。
神社は、山の中腹に建っているため、里の気配はせず、樹々の葉擦れや鳥のさえずりなど自然音がするのみ。
樹々に囲まれている境内の空気は非常に清浄。
心が落ち着く、素晴らしく雰囲気の良い神社です。
熊野神水
参拝をした後、手水舎で「熊野神水」を汲ませていただきました。
手水舎の隣にある賽銭箱に100円を入れて水を汲みました。
この水は江戸時代、赤痢に似た病から村人を救ったとの言い伝えがあり、「命の水」と呼ばれています。 (神河町観光協会) |
綺麗な水が、とうとうと手水鉢に注がれています。
手水者の説明版には、
水くみに待っている方がいる場合にはお互い譲り合うべきこと、参拝者の手水を優先すべきこと、
が書かれていました。
木版に水質検査結果が記載されています。
手書きで書かれていると、なんだか有難みを感じます。
PHは6.6。
自分が参拝中は他の参拝者は来られませんでしたが、帰りに熊野神水を汲みにいかれる方とすれ違いました。
その方は、
「熊野神水は、非常に上質な水なので、ときどき汲みに来させてもらっている」
という意味のことをおっしゃっていました。
汲んだ水は、家に帰って、煮沸して飲んでみました。
雑味がなくスッキリした、喉ごしの良い名水でした。
関連情報
関連サイト
写真撮影日
2024年7月
これまでに訪れた兵庫県の散策地
千ヶ峰南山名水(兵庫県神河町) ~名峰「千ヶ峰」山麓から湧き出る名水~
熊野神社と熊野神水のまとめ
「熊野神社」は、兵庫県神崎郡神河町越知の山の上部に建つ古社です。
山中にある神社の空気は非常に清浄で、心地よい参拝が出来ました。
境内の手水舎では、名水・熊野神水を汲むことが出来ます。
手水舎の隣に賽銭箱があったので、100円を入れて水を汲まさせていただきました。
自分が訪れている間に参拝者はいませんでしたが、帰りに水を汲みに来た方とすれ違いました。