八王子にある「金南寺」で枝垂れ桜を見てきました。
金南寺への交通アクセス
JR高尾駅・北口から国道20号へ出て西へ歩き、南浅川に架かる橋を渡ってすぐ北に進路をとります。
住宅街の坂道を登っていくと、大きく枝を広げた立派な枝垂れ桜の立つお寺が見えてきます。
駐車場
観光用の駐車場はありませんでした。
最寄り駅・近隣交通機関から
JR高尾駅から国道20号を経由して約1キロ
地図
宝生山 金南寺(こんなんじ)
真言宗智山派の「金南寺」は、南北朝時代の1364年に真源大徳が創建したと伝わる古刹です。
明治22年(1889)境内の一部を町役場に貸していたため、憲政会に反対する政友会一派の焼討ちに遭い伽藍を焼失。
それから、しばらく無住時代がつづきますが、昭和2年(1927)に「快如師」が住職に就き、本堂を裏山中腹に再建します。
その後、昭和42年(1967)に信徒の協力を得て、現在地に本堂が移転新築されました。
焼討ち前は、行基作といわれた木造十一面観音を本尊としていましたが、現在は阿弥陀如来を本尊としています。
金南寺のしだれ桜
宝生山「金南寺」は真言宗智山派の寺院で、南北朝時代の1364年に真源大徳が創建したと伝わる古刹です。
「金南寺(こんなんじ)」付近の地名「小名路こなじ」はこの寺院の名に由来すると言われています。
まず本堂に参拝してから、枝垂れ桜を観賞しました。
本堂前に立つ、この大きな枝垂れ桜は樹齢100年以上といわれています。
たくさんの枝をしだらせ、寺院の景観と調和した見応えのある桜です。
特に本堂の銅板葺屋根と、桜の花とのコントラストが絵になります。
静かな境内で、しばらく桜を観賞して街に戻りました。
まとめ
市街地の近くにありながら、主要道路から坂を登った高台にあるので街の生活音から離れた静かな環境で参拝と桜の観賞が行えます。
優美な姿かつ樹勢は旺盛で、見応えのある一本桜だと思います。
開花時期には、ライトアップが行われているそうです。
「金南寺」の桜の見頃は例年3月下旬~4月上旬。
天候よって毎年の開花時期は変わるので、参考にならないかもしれませんが写真撮影日は4月8日。
満開でちょうど見頃でした。
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基本情報
所在地
東京都八王子市西浅川町
交通アクセス
JR・京王高尾駅北口より徒歩15分
料金
無料
関連サイト
訪問日
2017年4月