東京都世田谷区の二子玉川公園に造られている日本庭園・帰真園に行ってきました。
アクセス
「帰真園」には目黒駅方面からバスに乗って訪れました。
降車したバス停はうろ覚えではっきりとしませんが、バス停から数分歩いて「帰真園」がある二子玉川公園に到着しました。
最寄り駅・近隣交通機関
東急田園都市線「二子玉川駅」から約600m。徒歩約10分。
東急大井町線「上野毛駅」から約850m。徒歩約11分。
最寄バス停
「明神池前」「ライズプラザモール前」下車してすぐ。
「玉川高校前」下車して徒歩2分。
駐車場
「帰真園」がある二子玉川公園に駐車場があります。
駐車台数
23台、うち車いす用3台
利用料金
60分300円 (障害のある方は無料で利用できます。)
利用時間
入場時間 午前8時30分から午後6時30分まで。
退場及び利用は24時間できます。
地図
帰真園(きしんえん)
「帰真園」は、東京都世田谷区にある二子玉川公園の中央部分に造られた池泉回遊式日本庭園です。
2013(平成25)年に開園した、比較的新しい庭園です。
「帰真園」という名称には、世田谷本来の自然に回帰するという意味が含まれています。
約5800平方メートルの庭園には多摩川の源流から本流まで、そして国分寺崖線のみどり豊かな丘陵と武蔵野の風景が縮景として表現されています。
入り口付近にある案内板には、庭園のどの場所がどこを縮景として表現しているのかが書いてあります。
自分の知っている景色と照らし合わせながら庭園を周るのも面白いのではないでしょうか。
「帰真園」の景観の中心となっている池は多摩川を縮景として表現したものです。
庭園北側の石組みの上からは滝が流れていました。
この石組みは、多摩川の上流域にあたる鳩ノ巣渓谷を表現しています。
全面バリアフリーのユニバーサルデザインになっていることもこの庭園の特徴です。
起伏を設けつつも園内全体が歩きやすい設計になっていました。
旧清水家住宅書院
庭園には【世田谷区登録有形文化財】に指定されている旧清水邸書院が移築されています。
旧清水邸書院は明治43年頃、清水家屋敷内に離れとして建てられ大正8年に瀬田に移築されたものを園内に再移築復元したものです。
明治末から昭和初期にかけて国分寺崖線沿いに多く建てられた近代和風建築の特徴を残す、歴史的価値の高い建造物です。
日曜日、祝日、第2月曜日の開館日には入館もできます。
開館時間
9:00~16:30(11月~2月末は16:00まで)
開館日
日曜日、祝日、第2月曜日(年末年始は閉館)
入館料
無料
車いすでご利用希望の方は、玄関前のインターホンでスタッフを呼んでください。
「帰真園」の周辺の施設
「帰真園」の周辺の施設をいくつか紹介しておきます。
ビジターセンター
エレベーターとトイレのある3階建ての建物です。
閉館日は火曜日(祝日の場合は開館)と年末年始(12月29日~1月3日)です。
開放時間は10:00~16:00
1階
1階は「ふれあい休憩室」になっていて、ふれあい休憩室解説員が常駐しています。
2階
2階は防災倉庫になっていて一般の使用はできません。
3階
「ビジターセンター解説員」が常駐していて、来園者の休憩室にもなっています。
眺望広場
「帰心園」近くの多摩川の上部には、眺望広場があります。
開放的な広場で、多摩川や国分寺崖線を一望でき、天気の良い日には丹沢の山々や富士山を望むこともできるそうです。
眺望という名のわりに、そこまで高所にあるわけではありませんが、開放感があって景色の良い場所でした。
喫茶店
「帰心園」付近の眺めの良い場所には喫茶店がありました。
店内に20席、テラスにも16席ある開放的な喫茶店です。
周辺の「いこいの広場」にはベンチや自動販売機・トイレが設置されています。
まとめ
「帰真園」は多摩川や武蔵野の風景を縮景として表現した池泉回遊式庭園です。
重厚な石組みと、庭園の中心にある池泉が調和した見ごたえのある庭園でした。
体の不自由な人にも優しい、バリアフリーのデザインであることも大きな特徴です。
周辺環境もよく、そのまま付近の散策も楽しめる庭園になっています。
また、入園料がかからず駅からも近いので気軽に訪れることが出来ます。
基本情報
所在地
〒158-0094 東京都世田谷区玉川1丁目16−1
料金
無料
関連サイト
写真撮影日
2018年12月
これまでに訪れた庭園・公園
「帰真園」利用案内
開園時間
9:00~17:00(11月~2月末は16:30まで)
休園日
火曜日(祝日の場合は開園)および年末年始(12月29日~1月3日)
入園料
無料