岸公園（島根県松江市）～宍道湖に沈む夕日や野外アートを観賞できる景観スポット～

2024年7月20日
2024年7月20日
島根県
公園, 夜景, 美術館・アート作品

島根県松江市にある岸公園に行ってきました。

1 アクセス
2 岸公園
- 2.1 岸公園の景観
3 夜景
4 まとめ
5 基本情報

アクセス

「岸公園」には、松江市街地方面から車で向かいました。

市街地方向から県道３７号と国道９号をはしり、一度「岸公園」を通過。

「嫁島東（交差点）」で U ターンして「国道９号」沿いの「岸公園」駐車場に到着。

駐車場

国道９号沿いに、舗装された駐車場がありました。

駐車台数は、６台分

駐車料金は無料。

駐車場の隣には、トイレがありました。

最寄り駅・近隣交通機関から

JR「松江駅」から国道9号を経由して約3.0 km

JR「乃木駅」から宍道湖通り/国道9号を経由して約1.7 km

一畑電車北松江線「松江しんじ湖温泉駅」から県道37号と国道9号を経由して約3.2 km

地図

岸公園

島根県松江市にある「岸公園」は、宍道湖東岸に位置する親水公園です。

平成 10年 (1998)に着工し、平成 11年(1999年)に竣工しました。

「島根県立美術館」に隣接して造られていて、デザイン的にも一体感があります。

遊歩道やトイレ・夕陽スポットとしてのテラスなどが整備されています。

芝生を中心とした公園では、白御影の石柱2本の間に反り橋を配したモニュメント「風門」やブロンズの「宍道湖うさぎ」などの野外アートオブジェを観賞することができます。

宍道湖の湖沼風景や湖に沈む夕日を眺められる景観スポットとして有名です。

岸公園の景観

岸公園の上部は遊歩道になっています。

遊歩道から湖岸側には、緩やかな勾配の斜面があり芝生の広場へとつながっています。

公園から西には「嫁が島」を東には市街地を眺められます。

訪れた日は、「岸公園」の船着き場から遊覧船が運行されていました。

（おそらく、休日限定の運行だと思われます。）

公園には、白御影の石柱で表現されたモニュメント「風門」（澄川喜一氏作、1998年）をはじめとする様々な現代彫刻が野外展示されています。

「宍道湖うさぎ」（薮内佐斗司氏作、1999年）

ブロンズ像のウサギが１２匹、連なっています。

ウサギがはしっている様子をストップモーション的に表現したものでしょうか。

つなぎ石作品-35(山根耕氏作、1998年）

不思議な雰囲気の石の作品です。

安定感があって落ち着いた感じがします。

オープンマインド・オブ・ラフカディオハーン（野田正明氏作、2010年）

表面に周囲の景色を映し出す、メタリックなボディで造られています。

見る角度のよっては、中心にハート型が見えます。

他にもいろいろな作品が展示されていました。

平太とガタピシ

公園には、平太とガタピシの銅像があります。

平太とガタピシは、松江市出身の漫画家、園山俊二さんが朝日新聞に連載していた４コマ漫画「ペエスケ」のキャラクターだそうです。

宍道湖サンセットカフェ

「岸公園」には、ステンドグラス風のガラス窓を持った「宍道湖サンセットカフェ（SUNSET PARK & CAFE）」があります。

モニュメント「風門」のすぐ近くでお店を開いていました。

オープンしているのは、“夕日がきれいな日”だけだそうです。

訪れた日に、オープンしていたらラッキーかもしれません。

所在地	島根県松江市袖師町4-1
営業日	夕日の美しい日/不定休（目安は宍道湖夕日指数 : 50 以上）
営業時間	平日17:00-日没/土日祝16:00-日没(夏期4月〜9月)、平日16:00-日没/土日祝15:00-日没(冬期10月〜3月)

島根県立美術館

「島根県立美術館」は、宍道湖畔の岸公園に隣接して建てられている水との調和をテーマにした美術館です。

周囲の風景と調和した建物の形態は、水面と大地をつなぐ「なぎさ」をイメージしたものです。

「島根県立美術館」は、「日本の夕陽百選」に選ばれている宍道湖の夕日を観賞する絶好の場所に建てられています。

建物は、夕日の観賞に適した設計がされていて、西側が全面ガラス張りになっているロビーと2階の展望テラスから宍道湖の夕景を観賞できます。

また、美術館からの夕日をゆっくりと観賞できるよう3月から9月は日没後30分まで開館しています。

名称	島根県立美術館
所在地	島根県松江市袖師町1-5
開館時間	10時～日没後30分（3～9月）、10時～18時30分（10～2月）※展示室への入場は閉館30分前まで
電話番号	0852-55-4700
定休日	火曜 ※ただし企画展の開催日程等にあわせて休館日を変更する場合あり