兵庫県豊岡市城崎町にある来日岳へ行ってきました。
アクセス
来日山の山頂までは車で向かいました。
「城崎駅方面」から円山川沿いに延びる県道3号を走り、「来日交差点」を斜め右に折れます。
暫く進んで踏切を渡り、来日岳(くるひだけ)ふもとの集落をぬけると、山頂に向う山道が続いています。
最寄り駅・近隣交通から
JR「城崎温泉駅」から来日岳山頂まで県道3号経由で約11.3キロ
JR「城崎温泉駅」から来日岳登山口まで車で10分頂上まで車で20分
駐車場
山頂付近にある広場に車を停められるスペースがあります。
普通車10台前後は駐車できると思います。
広場の横にはトイレがありました。
地図
来日岳の雲海
来日岳に雲海を見に訪れるのは、今回で二度目。
前回は霧が出ず星空と夜景を眺めて帰ったので、今回は前にもまして条件がよい日を選び、雲海が発生する確信をもっての訪問です。
深夜3時すぎに山頂へ到着。
まだまだ夜空に星が瞬く時刻、既に何台かの車が止まっていました。
自分と同じく、雲海観賞が目的だと思います。
「前回より多くの人が雲海が出ると踏んでいる、今日こそ良い雲海が見られそうだ」
ますます自分の判断に自信を深め、霧の発生を待ちます。
しかし靄程度は出るのですが、さっぱり霧が厚くなってくれません。
これは、もしや前回と同じパターン。
自分が嘆息する中、次々と他の観賞客の車が山頂にやってきました。
その中でも、詳しそうな方に
「今日は雲海が出ますかね」
と聞くと
「今日のような条件なら、もうだいぶ雲海が広がっていてもおかしくないんですが」
との事。
「今回もだめか」
と諦めかけていたところ夜明け直前、山から流れて来た霧が街を覆いはじめ、日の出の時刻にはなんとか雲海と呼べる景色が広がりました。
正直、期待していたほどのボリュームではありませんが、山から沸き立った霧が盆地を通過して日本海へ流れるように移動する様子は、特徴的で見ごたえがありました。
後からやってきた観賞者の方たちも、突然発生した雲海を上機嫌で眺めていました。
まとめ
今回は夜明け前に滑り込みで雲海が出てくれたので、全くの無駄足にならず、ホッとしました。
来日岳では、年間80日ほど雲海が見られるそうです。
理想的な雲海となるともう少し日数は限られるでしょうが、雲海の発生日としては決して少なくありません。
シーズン中に何度か通えば、ボリュームがある雲海を眺められるでしょう。
自分も理想の雲海を観賞するため、またいずれ訪れたいと思います。
基本情報
所在地
〒669-6115 兵庫県豊岡市城崎町来日
料金
無料
関連サイト
写真撮影日
2016年11月