豊かな海岸風景が見られる神奈川県の「城ヶ島」を散策してきました。
アクセス
城ケ島へは駅からバスに乗車し、降車後は徒歩で城ケ島公園に向かいました。
駐車場
(2020年10月時点)
普通車
1日450円
二輪車
1日100円
大型車
1日1,000円
※城ヶ島駐車場ワンデーパスあり
※公園第1駐車場・第2駐車場は、障がい者手帳を持っている方は駐車料金が免除されます。
最寄り駅・近隣交通機関から
京急線「三崎口駅」から県道26号・城ヶ島大橋を経由して約5.9 km
【バス】京急線「三崎口駅」2番乗場から「城ヶ島」行きに乗車し、約30分。「白秋碑前」下車。徒歩5分。
運賃360円。(2020年10月時点)
地図
城ケ島
三浦半島の最南端、相模灘に浮かぶ城ケ島は、周囲長約4 km、面積約0.99 km2ある神奈川県最大の自然島です。
島の南北で特色が異なり、城ケ島大橋が架かり本土とつながる北側は、郷土資料館や土産物屋などの観光施設や住人の居住する場として土地利用されています。
太平洋に面し自然が残る南側では、岩磯の広がる岩礁地帯や海蝕洞、ウミウ展望台など相模灘に育まれた景観を観賞することが出来ます。
なお城ヶ島は、ミシュラン・グリーンガイドジャポンにて「近くにいれば寄り道をして訪れるべき場所」を意味する2つ星を獲得し掲載されています。
城ケ島公園の景観
今回は駅から城ケ島大橋辺りまでバスに乗車し、南側を周るハイキングコースを中心に散策しました。
まず城ケ島公園を歩き、安房崎灯台へと向かいました。
海岸より高い位置にある城ケ島公園展望台からは、相模灘と波打ち際に広がる岩礁地帯が見渡せます。
公園には駐車場やトイレ・展望台・公園事務所などがあります。
安房崎灯台
岩場の端に建つ、くびれがある円形の白い灯台が安房崎灯台です。
眼前に広がる海と、白亜の灯台のコントラストが絵になる景観となっています。
灯台の初点灯は昭和37年(1962年)。
灯台の高さは11.5m。
平均海面から灯りまでの高さは13m。
この岩礁地帯では、褶曲等の特徴的な露頭を多く見ることが出来ます。
これは、度々発生する大地震によって隆起を繰り返したためだといわれています。
岩磯からは浦賀水道の先、房総半島まで望むことが出来ました。
安房崎の名称は、安房の国(千葉県)が一望できることからそう呼ばれるようになったそうです。
ウミウ展望台
安房崎灯台からハイキングコースを歩き、ウミウ展望台へ到着。
展望台からは、人を寄せ付けない急峻な崖が太平洋に突出した険しい地形が見えます。
崖は幅300m高さ30mに及び、上部は草木の茂る藪、下部はむき出しの海蝕崖となっています。
このあたりは、険しい地形のおかげで外敵が近づけないため、ウミウやヒメウ、クロサギなどの繁殖地となっているそうです。
(城ケ島のウミウやヒメウ、クロサギの生息地は神奈川県の指定天然記念物です。)
ウミウ展望台から、未舗装の散策道を通り馬の背洞門へむかいました。
道の両側は藪になっていて、やや急な箇所もありました。
馬の背洞門
馬の背洞門は、海蝕や風雨によって崖に穴が開き天然の洞門になった海蝕洞穴です。
高さ8m横6mになる大きな縦長の穴で、海岸側から見ると洞門の向こうに水平線を見ることが出来ます。
周囲の海岸は砂浜と岩磯が混在していて、岩の部分に波がにぶつかり砕けていました。
波は、阿房崎灯台のあった磯と比べると穏やかに感じました。
城ケ島から見る夕日
城ケ島は綺麗な夕日が見られることでも知られています。
訪問時は馬の背洞門付近から太平洋に沈む夕日を観賞しました。
写真を撮影したのは10月。
綺麗な夕日が見られました。
まとめ
城ケ島公園では、岩場に建つ灯台やダイナミックな海蝕崖または珍しい海蝕洞窟など、バリエーションに富んだ海岸風景を観賞できます。
今回は時期ではありませんでしたが、例年1月中旬頃から2月中旬頃にかけて、約10万株の八重咲水仙が咲く花の名所としても有名です。
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基本情報
所在地
〒238-0237 神奈川県三浦市三崎町城ケ島
料金
無料
関連サイト
写真撮影日
2009年10月
神奈川県立城ケ島公園ご利用案内
営業時間
8:00~17:00(4/1~9/30 8:00~19:00)
定休日
なし
料金
無料
駐車場
普通車
1日450円
二輪車
1日100円
大型車
1日1,000円
※城ヶ島駐車場ワンデーパスあり
※公園第1駐車場・第2駐車場は、障がい者手帳を持っている方は駐車料金が免除されます。
ご連絡先
046-881-6640