報国寺 (鎌倉) 【 竹林の中で抹茶をいただける閑静な古刹 】

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神奈川県鎌倉市にある竹の寺として有名な報国寺に参拝してきました。

アクセス

報国寺へは鎌倉駅から徒歩で向かいました。

鎌倉駅から若宮大路沿いを歩き金沢街道を経由して30分程で到着。

駐車場

参拝者専用の駐車場に数台駐車できます。

※駐車場は台数に限りがあること、周囲の有料駐車場の使用を推奨する旨が公式ホームページよりアナウンスされていました。

最寄り駅・近隣交通機関から

  • (バス)鎌倉駅から京浜急行バス(鎌倉霊園正面前太刀洗・金沢八景行き/ハイランド行き)に乗車、浄明寺バス下車・徒歩3分
  • 鎌倉駅から県道204号を経由して約2.3 km

地図

報国寺

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神奈川県鎌倉市にある報国寺は、臨済宗建長寺派の寺院です。

報国寺の創建は後醍醐天皇の建武の新政(1334-1336)が始まった建武元年(1334年)。

御本尊は釈迦牟尼佛(鎌倉市指定文化財 鎌倉時代作)。

山号は功臣山。

開山は仏乗禅師こと天岸慧広。

寺伝によると開基は足利尊氏の祖父である足利家時ですが、上杉重兼も寺の創設にかかわっています。

「竹の寺」として有名で、境内には約2000本の孟宗竹が植えられた竹林があります。

鎌倉三十三観音霊場の第10番、鎌倉十三仏霊場の第8番(観音菩薩)、東国花の寺百ヶ寺の鎌倉5番札所になっています。

報国寺の景観

見事な竹庭が見られる場所として有名な臨済宗の報国寺を訪ねました。

山門をくぐると参道脇に手入れのされた小さな庭があり、少し進むと本堂が見えてきます。

この本堂までの参拝は無料です。

竹庭を拝観する場合は、本堂横の受付で※200円を支払います。

庭内で抹茶(干菓子付)をいただきたい場合は※500円です。

(※2021年時点では、竹庭の拝観料は300円、抹茶(干菓子付)を頂く場合は600円です。)

拝観料を払い庭内に入ると、視界一面に鮮やかな緑の竹林が広がります。

足元には敷石が引かれ、約2000本もの孟宗竹が植えられた竹林が散策できます。

手入れの行き届いた竹林には、石仏や石灯籠などが配してあり枯淡の趣を醸していました。

ここを何度か訪れるうち、竹林にある石仏や石灯籠の中に以前と配置が変わっているものがあることに気が付きました。

生えかわる竹の手入れをする際、位置を調整しているのでしょう。

このことにより、毎回少しずつ変化のある竹林を見ることが出来ます。

竹林の中にある建物では、入り口で買ったお茶券で手入れの行き届いた竹林を眺めながらの茶席が楽しめます。

竹林のそばには枯山水庭園も造られていました。

山門付近の庭もあわせると三種の庭を見たことになります。

まとめ

報国寺は、洗練された竹庭と小規模ながらもそれぞれ形式のことなった二種、合計3種の庭園を観賞出来る寺院です。

また、落ち着いた雰囲気の竹庭ではお茶をいただくことが出来ます。

本堂までは無料なので、参拝のみを目的として訪れることもできます。

基本情報

所在地

〒248-0003神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目7番4号

拝観時間

9:00~16:00

抹茶の受付は15:30まで。

※混雑時は抹茶の受付が一時停止する場合があります。

拝観休止日

年末年始 12/29~1/3 は拝観休止。

天候等により拝観が休止されている場合があります。

料金

竹林の拝観料は300円。

庭内で抹茶(干菓子付)を頂く場合は 600円。

お問い合わせ先

TEL  0467-22-0762

関連サイト

報国寺 HOUKOKUJI ~竹の庭 鎌倉 報国寺~ 公式サイト

写真撮影日

2009年

これまでに訪れた庭園

称名寺(横浜市金沢区) 【中世の景観を今に伝える浄土式庭園】

石像寺(兵庫県丹波市)で重森三玲氏によって作庭された四神相応の庭を見てきました。

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