大分県の耶馬溪にある東椎屋の滝に行ってきました。
アクセス
「東椎屋の滝」へは、北九州方面から車で向かいました。
国道500号線を別府方面へ走り、「東椎屋の滝」の案内板を目印に支道に入ります。
支道を数分登ると、「東椎屋の滝」の駐車場が見えてきます。
(「東椎屋の滝」の手前には、食事処 「滝見苑(たきみえん)」がありました。訪問日は定休日でした。)
駐車場
「東椎屋の滝」の手前には、有料駐車場があります。
舗装された駐車場は広く、大型バスも駐車できるようでした。
駐車台数は、普通車(約60台)大型バス(3台)。
駐車料金は、普通車300円、マイクロバス500円、大型バス1,000円、バイク100円。
よく整備された駐車場には、休憩所やトイレが設けられていました。
駐車場の近くには 三浦梅園、広瀬淡窓と並んで豊後三賢の一人と言われる帆足 萬里(ほあし ばんり)の詩碑が建てられています。
最寄り駅・近隣交通機関から
JR「豊後豊岡駅」から県道24号と国道500号を経由して約20.0 km
宇佐別府道路安心院ICを降りて、国道500号線を別府方面へ約20分
地図
東椎屋の滝(ひがししいやのたき)
滝見道入り口は、駐車場からほんの少し坂を下った場所にあります。
石段を下り、渓流脇の滝見道を通って滝に向かいます。
滝周辺には豊かな自然が残り、珍しい鳥や植物を見ることが出来ます。
侵食作用によって形成されたダイナミックな渓谷の風景の見所の一つです。
滝までの道は、よく整備されていましたが滑りやすい箇所もあったので動きやすい靴をはいて訪れましょう。
滝見道入り口から8分程歩くと「東椎屋の滝」が見えてきます。
「東椎屋の滝」は「西椎屋の滝」や「福貴野の滝」と共に「宇佐の三滝」と言われ「日本の滝百選」にも選ばれています。
また「東椎屋の滝」は、昔から観音信仰の霊場で、日光の「華厳(にっこうけごん)の滝」に似ているところから「九州華厳」と称されています。
江戸時代後期の儒学者であり日出藩の家老であった帆足 萬里(ほあし ばんり)はここを「心潔むる地」として門人を連れて訪れ、詩をいくつか詠んでいます。
春の新緑や秋の紅葉は特に美しく、冬の極寒の日には氷瀑が見られるそうです。
「東椎屋の滝」は、落差85mの直瀑です。
力強くそびえたつ岩壁を流れる壮大な滝で、その姿はじつに端正。
岩壁の上部は、縦の節理が特徴である新耶馬溶岩、下部は火山噴出物が固まってできた集塊岩からなっています。
滝壺は広く、なみなみとエメラルドグリーンの水を湛えていました。
まとめ
落差85mを誇る「東椎屋の滝」は、「日本の滝百選」に選ばれた名瀑です。
力強くそびえたつ岩壁を流れ、広い滝壺をもつ滝の姿は迫力と端麗さを兼ね備えています。
滝見道で見られるダイナミックな渓谷風景も見ごたえがありました。
基本情報
所在地
〒872-0724 大分県宇佐市安心院町東椎屋
料金
無料
駐車料金
普通車300円
マイクロバス500円
大型バス1,000円
バイク100円
お問い合わせ先
宇佐市観光協会安心院部会
電話 0978-34-4839
関連サイト
写真撮影日
2020年1月