榛名梅林 ~榛名山を望む群馬三大梅林~

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群馬県高崎市にある「群馬三大梅林」の一つ「榛名梅林」へ行ってきました。

アクセス

「榛名梅林」へはJR「高崎駅」西口からバスに乗って向かいました。

JR「高崎駅」西口で「権田 」行きバスに乗車し、揺られること約30分。

「榛名梅林」最寄のバス停、「エコール入口」で下車。

(2021年時点で高崎駅西口からエコール入口まで運賃は610円。)

バス停「エコール入口」から歩いて数分の場所にある「榛名梅林」に向かいました。

最寄り駅・近隣交通機関から

 

  • JR信越本線「安中駅」から県道132号を経由して約7.6 km
  • JR信越本線「高崎駅」から国道18号を経由して約14.1 km
  • (バス)JR「高崎」駅西口より群馬バス「室田」行きまたは「権田」行きに乗車をしてバス停「エコール入口」で下車~徒歩7分

駐車場

総合文化会館エコール横、榛名梅見ヶ丘公園内に駐車場あり。

地図

榛名梅林(はるなばいりん)の景観

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「榛名梅林」は、街の郊外に接した周囲の開けた丘陵にありました。

もう少し街と離れた場所に、梅林があるのかと思っていたので意外でした。

「榛名梅林」では、約420ヘクタールの広大な土地に約12万本もの梅が栽培されています。

「榛名梅林」と同じ高崎市にある「箕郷梅林」、安中市の「秋間梅林」とあわせて「群馬三大梅林」とよばれています。

観梅時期には観光客のために開放されていますが、本来は出荷用の梅を栽培している農地です。

訪れた日は平日だったためか、自分以外の観梅客は数人でした。

梅林には立派な農道が整備されているので、快適な散策が行えます。

なだらかな丘陵一面に白い花を咲かせた梅林が広がり、すぐ近くの郊外には民家が見えました。

その先には榛名山系の山々が連なっています。

市街地が接しているにもかかわらず、街のざわめきは聞こえず梅林は長閑な雰囲気でした。

榛名梅林での梅栽培は、明治時代に日露戦争へ出征する兵士のために塩分補給や腐敗防止用の梅干を作るために梅を植栽したのが始まりです。

想像ですが、この丘陵は梅林になる前から山林より畑の割合が多かったのではないでしょうか。

群馬県は、県南東部に利根川と渡良瀬川に挟まれる低平地が広がり関東平野へ連なります。

そして、それらの地域をのぞくと県内のおよそ3分の2は山地、丘陵地で占められています。

その山がちな地形のため、平野部を活かす効率的な土地活用をしていたと考えられます。

昔から平野部は村落や水田・街道とし、市街化しにくく田も作りにくい里山の丘陵部で野菜や果樹を造っていたのではないでしょうか。

だとすると、郊外と村落・畑と梅林の差はあるものの数世紀前の人と似たような景色を見ているのかもしれません。

梅林の中には少ない面積ですが畑もありました。

山際から郊外近くまで広がる梅林を夕暮れまで散策し帰途につきました。

夕暮れの梅林

榛名の梅祭り

例年、梅が見頃になる3月第3日曜日に「榛名の梅祭り」が行われています。

「榛名の梅祭り」では、梅製品の販売やステージイベント・梅の種飛ばし大会など様々な催しの他、梅林を巡るトテ馬車もでています。

令和2(2020)年3月15日(日)に開催が予定されていた第29回榛名の梅祭りは中止になりました。

まとめ

「榛名梅林」では榛名山系の山々を背景とした、なだらかな丘陵地帯に広がる開放感のある梅林を観賞できます。

また、しっかりとした農道があるので散策のしやすい梅林になっています。

梅の開花時期は、例年3月上旬~下旬です。

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基本情報

所在地

〒370-3345 群馬県高崎市上里見町

料金

無料

関連サイト

榛名梅林 | 高崎市

写真撮影日

2009年3月

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