原山の茶畑で円形茶園を見て来ました。

  • 2020年11月8日
  • 2024年10月26日
  • 京都府
スポンサーリンク

京都府和束町にある原山の茶畑で、円形茶園を見て来ました。

原山の茶畑へのアクセス

訪問日は、車で「原山の茶畑」に向かいました。

「和束町観光案内所」方面から、「府道5号線」を北にはしり、バス停「原山」近くの「鷲峰山(じゅぶざん)」参道を登っていきます。

しばらく登ると集落に入ります。

街路は狭いので、十分用心して進んでください。

所々にある、茶畑への案内板にしたがって集落の道を上がっていると「車両進入禁止」と書かれた看板があります。

その看板を横目に進むと下り坂になり、少し下った場所に土敷きの駐車場があります。

駐車場

集落北側の下り坂の脇に、観光客も利用できる駐車場が造られています。

土敷きの駐車場で、広さは普通車数台分ほどです。

駐車料金は300円。

手作りの看板の下に集金箱があります。

最寄駅・近隣交通機関からは

JR「加茂駅」から「府道44号」 と 「府道5号」を 経由して約11.1 km

原山バス停(奈良交通)から北に約1.2 km

地図

原山の茶畑

スポンサーリンク

京都府の南部に位置する相楽郡和束町は山の斜面など町の各所に茶畑が点在し、その美しい景観から京都府景観資産地区や日本遺産に登録されています。

宇治茶の生産量の約4割を占め、京都府内でもっとも茶の生産量が多い和束町は茶源郷の別名も持っています。

その和束町の茶畑の中でも、「原山の茶畑」は「石寺の茶畑」に次いで有名な茶畑です。

「原山の茶畑」がある原山の集落は、標高682mの「鷲峰山(じゅぶざん)」の中腹にあり、鎌倉時代に海住山寺にいた高僧「慈心上人」が 和束の中で最初に茶の栽培を始めた地域だといわれています。

駐車場から「原山の茶畑」に行くには、徒歩で集落に向かって坂を上り、車両進入禁止の看板がある脇道に入ります。

前方に「鷲峰山」を仰ぎながら坂道を登っていくと、広々とした茶畑に出ます。

途中分岐もありますが、住宅街の方にはそれないようにしましょう。

和束の町や山並みを眺望できる高所にある「原山の茶畑」は、おおむねどこを見ても良い景色が眺められる景観に優れた茶畑です。

円形茶園

中でも最近メディアにも取り上げられ、有名になりつつあるのが「原山の円形茶園」です。

茶畑を少し登り、右手に木立ちへ向かう道が見えてきたら、その道に入り少し進めば円形茶園があります。

特徴的な形状をした茶畑なので、ここの写真が観光パンフレットなどにもよく使われています。

原山の集落

和束町の中でも最初に茶の栽培が始められた地域だけあって、山腹に広がる茶畑以外でも、住宅の横や街路の脇など其処此処で茶畑を見ることができます。

集落の数か所に、山からの湧水がためられた池が造られていました。

どのため池も、非常に綺麗な水を湛えています。

住宅街に茶畑が造られたのではなく、茶畑の中に住宅が建てられたと考えるのが正しいでしょう。

昔から、住民とお茶が密接にかかわってきた証といえるような景観です。

公民館

原山の集落にはトイレが敷設された公民館があります。

まとめ

和束町の茶畑の中でも「石寺の茶畑」に次いでメディアへの露出が多い「円形茶園」が見られる茶畑です。

鷲峰山の中腹、標高200m付近に位置しているため、和束町の中でも優れた眺望を持つ茶畑になっています。

茶畑に公衆トイレのようなものはなかったので、訪れる前にトイレ休憩をとっておくことをお勧めします。

こちらの記事も書いています

石寺の茶畑 ~京都府景観資産の第1号に登録された名景~

岐阜のマチュピチュ 天空の茶畑( 岐阜県揖斐川町)に行ってきました。

基本情報

所在地

京都府相楽郡和束町原山

料金

無料

関連サイト

原山の茶畑|観光スポット|お茶の京都

写真撮影日

2019年8月

スポンサーリンク