原不動滝(兵庫県宍粟市波賀町)~恋愛成就のパワースポットと言われる兵庫県下最大級の名瀑~

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兵庫県宍粟市にある原不動滝に行ってきました。

アクセス

「原不動滝」には、道の駅「はが」方面から車で向かいました。

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道の駅「はが」から国道29号を500mほど北上し、「原不動滝」への案内版を目印に左折。

坂道を登っていくと、「原不動滝」の大きな駐車場が見えて来ます。

駐車場

舗装された大きな駐車所があります。

数十台の普通車が停められると思います。

大型バス駐車可能だと思います。

駐車料金は無料。

最寄り駅・近隣交通機関から

若桜鉄道若桜線「若桜駅」から国道29号を経由して約35.8 km

JR「播磨新宮駅」から県道26号と国道29号を経由して約42.6 km

地図

原不動滝

「原不動滝(はらふどうだき)」は、兵庫県宍粟市波賀町原に流れる滝です。

氷ノ山後山那岐山国定公園を代表する名瀑で、「日本の滝百選」に選ばれています。

88mの落差を3段に分かれて流れる男滝と、その滝壺に左側から合流する女滝からなっています。

滝手前には、滝を見るための吊り橋「奥かえで橋」が掛かっていて、そこから滝を眺められます。

滝周辺は、原不動滝森林公園として「ひょうごの森百選」に選出されています。

行き方

「原不動滝」には、駐車場から徒歩で向かいました。

駐車場から出ると、宍粟郡奥谷村原(現・宍粟市波賀町原)出身の大相撲力士、「朝日嶽 留藏(あさひだけ とめぞう)」の記念碑があります。

「朝日嶽 留藏」は、1889年(明治22年)に産まれ、1911年(明治44年)2月に初土俵をふみ1921年(大正10年)1月には大関となった関取です。

滝周辺に整備されている原不動滝森林公園には、キャンプ場やミニアスレチック、バーベキューコーナーなどがあります。

駐車場から3分ほどで山門が見えて来ます。

山門の周囲には仏像がならんでいます。

山門の手前には、トイレがありました。

ここから滝までは、トイレがなかったと思うので、山門をくぐる前にトイレ休憩をとっておくことをお勧めします。

なお、冬季に訪れた時は、此処のトイレは閉鎖されていて使用できませんでした。

山門から数分歩くと、最初のつり橋につきます。

不動堂

つり橋を渡って、坂を少し登ると不動明王像がお祀りされていて、その下に手水鉢が配されています。

手水鉢の先には、不動堂の入り口があります。

入り口から石段を上がると、不動堂が建っています。

料金所

不動堂の向かいには料金所があります。

料金所で協力金を払って滝見道に入ります。

大人(中学生以上)200円、小人(小学生以下)100円 (2024年6月時点)

受付の方がいない場合は、向かって右側にある料金入れにお金を入れましょう。

駐車場から料金所まで、10分くらいです。

かえで橋

料金所を通過すると2つ目のつり橋の「かえで橋」が架かっています。

晩春の雨に濡れたモミジが鮮やかです。

「原不動滝」周辺は紅葉の名所として有名で、樹々が色づく時期には多くの観光客が訪れます。

「かえで橋」からは、渓谷美を楽しめます。

山道

「かえで橋」をわたると、階段の付いた登りの山道があります。

山道の途中では、「原不動滝」の下段の滝壺が見えます。

別の源流から流れてきた、男滝と女滝が同じ滝壺で合流しています。

向かって右側が男滝、左側が女滝です。

2つの滝が滝壺で合流することから夫婦滝と呼ばれ、恋愛成就の滝と呼ばれています。

奥かえで橋

登りの山道を3分程登ると、「原不動滝」の前に造られた、つり橋の「奥かえで橋」に到着します。

「奥かえで橋」は、「原不動滝」を観瀑する目的で造られた吊り橋です。

駐車場から「奥かえで橋」までは、ゆっくり歩いて20分くらいです。

「奥かえで橋」の入り口には、「幸福の鐘」が設置されていて、鳴らすことができます。

橋の奥には、お賽銭箱と説明版があります。

原不動滝の景観

「奥かえで橋」の上からは、原不動滝を正面に観賞できます。

原不動滝は、県下最大、落差が88mの水量豊富な迫力ある滝です。

滝はブナやモミなどの原生林に囲まれ、上段の滝壺から下段の滝に水が流れています。

下段の滝壺から流れた清水は渓谷を潤しています。

かなり、壮大な眺めの滝で横構図で写真を撮ると全体像をおさめきれません。

まさに名瀑。

全体を写真におさめようとすると橋のワイヤーが映り込んでしまうのが難点ですが、個人的には大好きな滝です。

不動滝と不動尊の由来

昔(年代不明)、道範と道槇という僧がいました。ある時金色の飛龍が美しい渓谷に姿を消しました。

僧はその飛龍を神の化身「本尊倶利加羅不動明王」であると思い、その渓谷の滝に身を打たせ荒行を続けたと伝えられ、そのことから不動滝と呼ばれ るようになりました。

山の中腹にあるお堂は天保年間(紀元1830~1843年)十三世宥雄上人が九州から神の霊を移し、それを不動堂と名付けたと伝えられている。

(説明版から引用)

まとめ

「原不動滝(はらふどうだき)」は、兵庫県宍粟市波賀町原に流れる名瀑で、日本の滝百選に選ばれています。

88mの落差を3段に分かれて流れる大迫力の男滝と、その滝壺に下段で合流する女滝からなっています。

原生林が残る滝周辺の自然環境は素晴らしく、滝見道では渓谷美や森林浴を楽しめます。

紅葉の名所として知られていて、秋には多くの観光客が訪れます。

近年、男滝と女滝が同じ滝壺で合流することから恋愛成就のパワースポットとして注目され始めています。

基本情報

所在地

〒671-4211 兵庫県宍粟市波賀町音水625

料金

大人(中学生以上)200円、小人(小学生以下)100円 (2024年6月時点)

定休日

冬季は雪のため入ることができません。

開園時期は4月~11月。

お問い合わせ

原不動滝観光組合

電話番号 0790-75-3600

関連サイト

原不動滝 | 【公式】兵庫県観光サイト HYOGO!ナビ

原不動滝 しそうツーリズムガイド

これまでに訪れた兵庫県の散策地

高谷山(横峰山) 展望台(兵庫県丹波市)で雲海を見てきました。

清竜の滝(兵庫県豊岡市)を観賞して来ました。

写真撮影日

2024年5月

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