玉堂美術館 ~川合玉堂の作品と本格的な枯山水庭園が鑑賞できる美術館~

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東京都青梅市にある玉堂美術館に行ってきました。

アクセス

「玉堂美術館」には、JR青梅線「御嶽駅」から歩いて向いました。

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「御嶽駅」から「玉堂美術館」までは、都道201号線 と 都道45号線を経由して約550m。

徒歩で10分程の距離です。

御嶽駅

まず駅から多摩川に架かる御岳橋を渡り、都道45号に合流。

橋から川を見降ろすと、紅葉の始まった御岳渓谷が見えました。

左折して200mほど歩き、渓谷の方へ向かう坂を下りると美術館のとなりにある画廊レストラン「いもうとや」が見えてきました。

「いもうとや」では食事がとれる他、特産物や土産物も買うことができます。

「いもうとや」から、さらに少し坂を下り美術館の遊歩道に到着。

美術館の前を流れる御岳渓谷の紅葉を見ながら遊歩道を歩いて行くと、目の前に大きな銀杏が見えてきました。

銀杏も紅葉を始めていて葉の色に若干緑を残すものの、見頃をむかえつつありました。

この銀杏の紅葉は有名らしく、夜には期間限定でライトアップが行われています。

銀杏のライトアップ(みたけ渓谷秋色まつり)

訪れた日は「みたけ渓谷秋色まつり」の期間中で、玉堂美術館前の銀杏がライトアップされていました。

夜のみたけ渓谷に浮かび上がる黄色く紅葉した鮮やかな銀杏は、思ったよりも幻想的で見ごたえがありました。

ライトアップ期間

2018年10月20日~2018年11月25日。

2019年11月9日(土)~2019年11月24日(日)

(2019年10月12日に来襲した台風19号により、御岳渓谷も大きな被害を受け、一時はライトアップの開催も危ぶまれましたが、規模を若干縮小して予定通りライトアップを実施するようです。)

駐車場

40台収容

※タイムズ運営の有料駐車(24H)60分 330円(税込)、最大当日24時まで1000円。

いもうとやにて500円以上利用または玉堂美術館入館の方は2時間無料です。

最寄り駅・近隣交通機関から

「御嶽駅」から、都道201号線 と 都道45号線を経由して約550m。

地図

玉堂美術館

玉堂美術館は、香淳皇后に画の指導をしたこともある日本画の巨匠である川合玉堂氏の作品が展示されている個人美術館です。

川合玉堂氏が昭和19年(1944年)から昭和32年(1957年)までの晩年を青梅市御岳で過ごしたのを記念して昭和36年(1961年)5月に開館しました。

川合玉堂氏の15歳ごろの写生から84歳の絶筆まで幅広い作品が展示されている他、本格的な枯山水庭園も造られています。

館内の作品

受付で500円を払って入館。

玉堂美術館では展示作品と日本庭園を観賞できます。

館内は撮影禁止なので写真は撮れませんが、日本の自然を美しく描き上げた作品の数々が展示されていました。

美術品を見る時、頭の中で「なんでも鑑定団」の鑑定中の曲が流れるのは条件反射なんでしょうか。

作品は、ほんとうに素晴らしいものでした。

絵画はもちろん写真を趣味にしている人も、構図や画作りの勉強になるのではないかと思います。

展示物の展示替えは年七回程行われ、その季節に見合った作品が展示されているそうです。

枯山水庭園

枯山水庭園のほうは写真を撮影してもよいということだったので、バシバシ撮らせていただきました。

作庭は皇居新宮殿庭園の基本設計を手掛け、吉田茂や田中角栄など政財界の要人の邸宅の庭を設計施工した中島健氏。

数寄屋建築を独自に近代化した建築家で、1963年から68年までは皇居新宮殿造営顧問を務め、1964年には文化勲章を受章した吉田五十八氏。

この庭園は、東京都で見られる数少ない本格的な枯山水庭園の一つです。

豊かな自然に囲まれ、周囲の景観を入れ込んだかのような庭園は実に見事でした。

漆喰の壁の後ろに見える紅葉した銀杏は、庭園の景観の一部となっているかのような趣がありました。

庭園の端に植えられたモミジも枯山水庭園に程よい変化をつけ、いい塩梅のアクセントになっています。

東西に広がった庭園は正方形(東側)と長方形(西側)の庭が連なったような造りで、関東で見られる枯山水庭園としては、かなり大きな方だと思います。

なお、この庭園は アメリカの日本庭園専門誌「The Japanese Gardening」の「2016年日本庭園ランキング」で10位に選ばれているそうです。

まとめ

玉堂美術館では、川合玉堂の素晴らしい作品と首都圏屈指の枯山水庭園を観賞できます。

美術館内は撮影禁止なので写真撮影はできませんが、枯山水庭園は写真に残すことが出来ます。

また、訪れた日には玉堂美術館の近くにある御岳渓谷で美しい紅葉を楽しむことが出来ました。

基本情報

所在地 〒198-0174 東京都青梅市御岳1丁目75
開館時間 3月~11月=10:00~17:00(入館16:30まで)、12月~2月=10:00~16:30(入館16:00まで)
入館料 大人 500円(400円)、大学生・中学・高校生 400円(300円)、小学生 200円(150円)、※( )内は20名以上の団体料金
休館日 月曜日(月曜日が祝日の場合、その翌日)および年末年始
駐車場 40台収容  ※タイムズ運営の有料駐車(24H)60分 330円(税込)、最大当日24時まで1000円
いもうとやにて500円以上利用または玉堂美術館入館の方は2時間無料です。
お問い合わせ先 電話 0428-78-8335
乗り換え 「東京駅」から「青梅駅」乗り換え「御嶽駅」下車 乗車時間約1時間30分。

「川崎駅」よりJR南武線立川駅乗り換え、JR青梅線御嶽駅まで約1時間45分。

「横浜駅」よりJR横浜線八王子駅乗り換え、JR八高線拝島駅経由JR青梅線御嶽駅まで約1時間50分。

関連サイト

玉堂美術館 Web  東京の奥多摩(青梅)にある美術館

写真撮影日

2018年

これまでに訪れた庭園・公園

日向和田臨川庭園(東京都青梅市)に行ってきました。

目白庭園(東京都豊島区)を観賞してライトアップを見て来ました。

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