岩瀧寺(兵庫県丹波市)に参拝して紅葉を観賞して来ました。

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兵庫県丹波市に建つ岩瀧寺に参拝してきました。

アクセス

「岩瀧寺」には、車で県道7号と283号を経由して向かいました。

「岩瀧寺」入り口で、入山料を払い駐車場に入りました。

入山料は200円。

入山料を納めるのは紅葉期のみです。

駐車場

「岩瀧寺渓谷」沿いに土敷きの駐車場があります。

駐車料金は200円。

駐車場の脇に料金入れがありました。

最寄り駅・近隣交通機関から

  • JR「石生駅」から丹波の森街道/県道7号を経由して約9.7 km

地図

岩瀧寺(がんりゅうじ)

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「岩瀧寺」は兵庫県丹波市に建つ真言宗大覚寺派の寺院です。

御本尊は不動明王。

山号は無動山(不動山)。

弘仁年間(809~823年)、住吉明神から夢のお告げを受けた嵯峨天皇が、弘法大師をこの地に遣わし、坊舎を建立し、七堂伽藍を整備したことが始まりと伝えられています。

御本尊の不動明王は弘法大師の御作で、丈五尺六寸、岩窟内にお祀りされています。

洞の高さは10m、幅5m、奥行7mで、北方を向き、独鈷の滝と対峙しています。

天正時代の兵火により焼失しましたが、慶長年間に、領主別所豊後守重公によって再建され、次いで宝暦五年、領主九鬼長門守隆巴公の発願により、護摩堂が再建されました。

丹波古刹十五ヶ寺霊場の第8番、氷上郡西国観音霊場の第24番、尼寺三十六ヶ所札所の第27番です。

紅葉の名所として知られ、【丹波市観光100選】もみじの名所部門に選定されています。

紅葉は、例年11月上旬~11月下旬が見頃です。

岩瀧寺の景観

まず本堂に参拝した後、周辺を散策しました。

本堂

本堂は趣がある茅葺屋根です。

本堂の前はすっきりとした広場になっていて、ベンチが置かれていました。

周囲にはモミジをはじめとする樹々が植えられています。

訪れた日の樹々の紅葉状況は、落葉が始まっていましたが、まだまだ見頃が続いていました。

庫裏

山門を入って右手には庫裏があります。

庫裏ではお茶やぜんざい・コーヒーを頂けます。

6人以上で予約が必要ですが、精進料理も食せるようです。(料金は3500円~)

山門

本堂に続く石段の先には山門が建っています。

山門は、立派な鐘楼門です。

山門をくぐると本堂が建っています。

今の山門は大正天皇の即位を記念して建てられたもので、大正門と言われているそうです。

この山門は、映画「源氏物語 千年の謎」のクライマックスシーンの撮影に使われたとのこと。

夫婦杉

本堂北側の岩瀧寺渓谷の近くには夫婦杉があります。

樹齢500年の2本の立派な杉で、根元で結ばれています。

四国八十八箇所本尊佛

本堂の奥には、四国八十八箇所の本尊佛と弘法大師がお祀りされていました。

杉林と紅葉した木々に囲まれた、幻想的な雰囲気の場所でした。

独鈷の滝

四国八十八箇所本尊佛から先に進むと岩瀧寺渓谷沿いに石段が造られています。

石段を数分上り滝見道に入ると、その先には「独鈷の滝」が流れています。

「独鈷の滝」には、「岩龍寺」を開基した弘法大師が、独鈷を投げ、突き刺さった場所からこの滝が湧き出たという伝説が残されています。

「独鈷の滝」は、落差約20mの綺麗な滝です。

浅山不動尊

岩瀧寺渓谷沿いの石段の先には、弘法大師が彫ったとされる本尊の不動明王の拝殿と護摩堂が建っています。

訪れた日は、此処までは参拝しませんでした。

護摩堂は老朽化のため、現在(2021年)は使われていないそうです。

岩瀧寺渓谷周辺

「岩瀧寺」のすぐ近くを流れる岩瀧寺渓谷周辺では広い範囲で紅葉が楽しめます。

まとめ

「岩瀧寺」は兵庫県丹波市に建つ1000年以上の歴史を持つ古刹です。

自然豊かな場所に建つ「岩瀧寺」は紅葉の名所として知られていて、例年11月上旬~11月下旬に境内と周辺の渓谷で紅葉が楽しめます。

境内にある、「独鈷の滝」も見ごたえがあります。

基本情報

所在地

〒669-3642 兵庫県丹波市氷上町香良613−4

料金

紅葉期のみ200円

拝観時間

8:00~17:00

お問い合わせ先

0795-82-7675

関連サイト

岩瀧寺 岩滝寺 公式ホームページ

岩瀧寺 | 観光スポット | 【公式】兵庫県観光サイト

写真撮影日

2021年11月

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