兵庫県丹波篠山市にある 武家屋敷安間家史料館 に行ってきました。
「武家屋敷安間家史料館」は、「篠山城」の「御徒士町通り」にある武家屋敷です。
実際に訪れた感想を交えて、「武家屋敷安間家史料館」の見所やアクセス・駐車場の状況などをレポートします。
武家屋敷安間家史料館へのアクセス
「武家屋敷安間家史料館」は、「丹波篠山市大手前南駐車場」から約600m程の場所にあります。
「丹波篠山市大手前南駐車場」から「御徒士町通り」を経由して徒歩約8分程で到着します。
駐車場
「武家屋敷安間家史料館」のとなりに、無料駐車場があります。
広い駐車場ではありません。
普通車1~2台程停められると思います。
最寄り駅・近隣交通機関から
JR「丹波大山駅」から県道36号を経由して約5.1 km
JR「篠山口駅」から県道299号を経由して約5.6 km
地図
武家屋敷安間家史料館
「武家屋敷安間家史料館」は、慶長14年(1609年)に築城された「篠山城」の「御徒士町通り」の一角にある武家屋敷です。
武家屋敷を受け継いでいた「安間家」から市が寄贈を受け、平成6年(1994年)10月から平成7年(1995年)3月にかけて改修を行い、史料館として公開しています。
「安間家」は篠山藩主青山家の家臣で、天保八年(1837)には「高12石3人扶持」の禄を得ていたと伝えられています。
建築当初の形をよく残している「武家屋敷安間家史料館」は、入母屋造・茅葺きの曲屋形式の住宅です。
母屋は正面を東に向け、間口六間半(約13メートル)、奥行七間半(約15メートル)あります。
「武家屋敷安間家史料館」の建物は、平成6年(1994年)に篠山市の指定文化財になっています。
基本情報
名称 | 丹波篠山市立 武家屋敷 安間家史料館 |
住所 | 〒669-2334 兵庫県丹波篠山市西新町95 |
開館時間 | 9:00~17:00 ※受付終了 16:30 |
休館日 | 毎週月曜日 年末年始(12月25日~翌年1月1日) ※祝祭日は開館、翌日休館 |
入館料 | 大人:200円 / 高校・大学生:100円 / 小・中学生:50円 |
4館共通入館券 | 歴史美術館・武家屋敷安間家資料館・青山歴史村・篠山城大書院のセット。
大人600円/高校・大学生300円/小・中学生150円。 共通券は2日間有効です。 歴史美術館が特別展のときは、料金が異なる場合があります。 |
お問い合わせ | TEL:079-552-6933 |
公式サイト | ぐるり!丹波篠山 丹波篠山市公式観光サイト |
武家屋敷安間家史料館の景観
通りに面した門は、茅葺の重厚な造りです。
玄関で受付をして入館します。
入館料は、大人200円。
入館料を払うと、靴を脱いで家の内部を見学することが出来ます。
屋内には、古文書や日用品、家具の他、篠山藩ゆかりの武具などが展示されています。
座敷からは、東に造られたお庭を見られます。
大きくはありませんが、よく手入れされた趣のあるお庭です。
台所の隣にある土間には竈があります。
土間には、ミュージアムショップが開設されていました。
土間の西側からは、西側のお庭へ出られます。
広々とした西側のお庭には、土蔵や水琴窟がありました。
職員さんの話によると、この庭は昔は畑で野菜などを栽培していたそうです。
武士とは言え、節約できるところは節約していたんですね。
ふと、剣客商売を思い出しました。
お庭には、松などが植栽され庭石が配されていました。
水琴窟
お庭には綺麗に整えられた水琴窟があります。
安間家史料館の水琴窟には、日本六古窯の一つの丹波焼の甕が使用されているそうです。
ゴロタ石に水を灌ぐと、水がしたたり落ち、繊細で美しい音色を響かせていました。
土蔵
西のお庭には、白壁の土蔵があります。
土蔵の中には、篠山城外堀周辺にあった篠山藩の家臣たちの屋敷跡から発掘された茶碗や茶器などが展示されていました。
関連情報
関連サイト
写真撮影日
2024年9月
これまでに訪れた兵庫県の散策地
武家屋敷安間家史料館 まとめ
「武家屋敷安間家史料館」」は、兵庫県丹波篠山市にある篠山城の御徒士町通りに面した武家屋敷です。
建築当初の形をよく残した、入母屋造・茅葺きの曲屋形式の住宅です。
屋内には、当時使われていた日用品や家具の他、篠山藩ゆかりの武具などが展示されています。
座敷からは、東に造られたお庭を見ることが出来、西のお庭では水琴窟の音色が楽しめます。
「武家屋敷安間家史料館」」は、平成6年(1994年)に篠山市の文化財に指定されています。