青谷梅林(京都府城陽市)を散策してきました。

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京都府随一の梅の生産量を誇る「青谷梅林」に行ってきました。

アクセス

「青谷梅林」には、京都府亀岡市方面から車で向かいました。

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「国道9号」と「国道24号」を経由して、城陽市の青谷梅林に到着。

駐車場

2024年(令和6年)の梅まつり期間中は、南城陽中学校の前に青谷梅林臨時駐車場が設置されています。

普通車20台くらい停められるようです。

南城陽中学校の前から青谷梅林までの距離は約1キロ。

徒歩で15分程です。

  • 駐車台数に限りがあること。
  • 梅林周辺は混雑するため公共交通機関の利用の推奨。

がアナウンスされていました。

駐車料金は、普通車1000円、バイク200円。

(以下は2020年時点のものです。)

「青谷梅林」には普段、専用駐車場はありませんが「梅まつり」の期間中には臨時駐車場が梅林周辺に設置されます。

自分は、いくつかある駐車場のうち梅林西側の駐車場に駐車しました。

(会場周辺に140台分の臨時駐車場があります。)

どの駐車場に止めても駐車料金は普通車500円でした。

駐車場によっては、住宅街の狭い路を通っていかなければならないので運転には十分注意してください。

駐車料金 

(2020年時点)

  • 普通車 500円
  • バス 1,000円
  • バイク 100円

最寄り駅・近隣交通

JR奈良線「山城青谷駅」から奈良街道/府道70号を経由して2 km

地図

青谷梅園

「青谷梅琳」は、京都府南東部の城陽市中山にあります。

京都から五里、奈良から五里の距離に位置する「城陽市」は、かつては五里五里の里と呼ばれ宿場町として栄えました。

城陽市南東部の丘陵地に広がる「青谷梅琳」の梅の生産量は府内最大。(その量は約120トンといわれます。)

約20ヘクタールの梅林には、城州白、白加賀、オタフクダルマなどさまざまな品種の梅がおよそ1万本栽培されています。

古くから梅の名所として知られ、鎌倉時代末期に後醍醐天皇の皇子である宗良(むねなが)親王が

「風かよふ 綴喜の里の 梅が香を 空にへだつる 中垣ぞなし」

と詠んでいます。

また江戸時代には、淀藩により梅樹栽培の奨励を受けていました。

訪れた日は梅林の西側に駐車をして、中天満神社、展望台、梅まつり会場を中心に梅林全体を周りました。

中天満神社

説明版抜粋

神社周辺には数基の古墳が存在するが、このことからもわかるように、中村は歴史の古い集落で、平安時代に編さんされた「和名抄」には、綴喜郡十郷の一つとしてその名が記されている。旧中村の産土神で、祭神は平安後期の著名な学者「学問の神様」として知られている菅原道真公である。

神社の創記・沿革は明らかではない。社殿に残されている棟札のうち最も古いものは、慶長十一年(一六〇六)であるが、神社の成立は、これより早かったとも考えられる。

江戸時代には、境内で「雨乞い」も行われ、また、慶応三年(一八六七)には「おかげ踊り」が盛大に催されており、拝殿正面にかけられた絵馬には、その様子が生き生きと描かれている。

本殿は覆屋を持つ一間社流れ造りの檜皮葺であり、正面の梁の上の蝦股には、獣や鳥などが透彫されているが、これは古い様式を残すものとして貴重である。

境内には末社として、須久称神社、蛭子神社、もう一社あり、他に拝殿、社務所、とんど場等がある。

かなりよく掃除のされた綺麗な神社です。

鳥居をくぐると割り拝殿が見えてきます。

龍福寺

「龍福寺」は「天満神社」の隣にあります。

浄土宗のお寺で、創建は延宝二年(一六七四)年。

御本尊は、むかし東大寺から譲られたという阿弥陀如来坐像。

訪れた日は門前までは行きましたが、本堂で参拝はしませんでした。

黒土古墳群

「中天満神社」周辺には「黒土古墳群」があります。

その中の黒土1号墳は、南北31メートル、東西26メートルの楕円形墳で、横穴式石室の埋葬施設があります。

展望台

「中天満神社」の東側の坂を登ると展望台があります。

開けた梅林の中に手造りのベンチなどが置かれていて市街地を眺望できます。

のびた樹木が視界を若干遮っていました。

展望ポイント

展望台に向かう坂の途中に、イスとテーブルが設置されている展望ポイントが設けられていました。

展望ポイントは、展望台ほど広くありませんが街並みを見晴らせます。

梅まつり会場

広々とした会場には、イベント場や出店があり特産物や土産物などが売られています。

梅まつり会場の付近には、臨時駐車場が設営されていました。

2020年の梅まつりは2月22日(土)~3月15日(日)まで開催予定でしたが、はやり病の影響で急遽中止となり、出店などが撤去されつつありました。

梅林の景観

梅林の西側駐車場付近には、特産品売り場や休憩所がありました。

青谷梅林は霊山鷲峰を望み、青谷川に沿うなだらかな丘陵地帯にあります。

訪れた日の梅の花は満開。

曇りだったのが悔やまれます。

快晴ならば、より鮮やかな景観の梅林が見られたと思います。

青谷梅林梅まつり

およそ20haの面積に梅が植えられている青谷梅林では、梅の花の見頃に「青谷梅林梅まつり」が行われています。

「青谷梅林梅まつり」の開催は、例年2月下旬から3月中旬。

「青谷梅林梅まつり会場では、梅製品や特産品、軽飲食の売店が並び、期間中はコンサートや紙芝居、舞踊などさまざまな行事が予定されています。

「梅まつり」の期間中は、臨時駐車場が梅林周辺に設置されます。

2022年(令和4年)の「青谷梅林梅まつり」は、感染症拡大防止の観点から中止になりました。

2024年(令和6年)「梅まつり」開催日程

開催日 2024年(令和6年)は、2月23日(金)~3月10日(日)
営業時間 土産物売店販売時間:10時~15時
お問い合わせ 城陽市商工観光課 0774-56-4019

まとめ

約20ヘクタールと広大な面積を持つ青谷梅林は、里山の景色と梅のかおりを楽しみながら周辺の史跡を周ることが出来る散策に適したスポットです。

梅林のほぼ西の端から中天満神社~龍福寺~展望台~梅まつり会場を写真を撮りながら周って90分程かかりました。

「梅まつり」の期間中は普段は入ることのできない梅林の一部が開放されているので、この時期しか見られない景観も見ることが出来ます。

基本情報

所在地

〒610-0113 京都府城陽市中山

交通アクセス

アクセス 電車:JR奈良線「山城青谷駅」出口から徒歩約20分

バス:京都京阪バス「多賀口」バス停から徒歩約25分

料金

無料

お問い合わせ先

城陽市観光協会 0774-56-4029(水曜日休み)

農政課 0774-56-4005

関連サイト

青谷梅林 – 城陽市観光協会

写真撮影日

2020年3月

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